国際拠点空港として2005年に開港した中部国際空港セントレアは中部地方の拠点となる空港です。2017年度の旅客数は1,151万人、国際線554万人、国内線597万人と国際線の割合が半数近くを占め、就航都市は国内19都市、海外30都市に及びます。日本国際博覧会(愛・地球博)に合わせて開港した当初の旅客数は1,200万を超えていましたが、景気後退やJAL(日本航空)の経営破綻、東日本大震災の影響などから減少傾向をたどり2011年には1,000万人を割り込みました。 しかし、2012年以降はインバウンドの好調によりジェットスター(Jetstar)やエアアジア・ジャパン(Air
Asia
Japan)のLCC2社が中部国際空港セントレアの拠点空港とするなど、LCCの乗り入れが活発化し旅客数は増加しています。新しいLCC向けターミナルが2019年度の供用開始予定で建設が進められています。 伊勢湾の常滑市の沖を埋め立てて建設された空港は名古屋駅からは40kmほど離れています。中部国際空港セントレアから名古屋駅に向かう場合は、ターミナルビルに直結する名鉄空港線中部国際空港駅から名鉄空港特急ミュースカイを利用します。所要時間は28分です。