中部国際空港セントレア(名古屋)は、平成17年に開港以来、中部エリアの重要な空の窓口として大きな役割を担っています。昨年一年間には、約1195万人の国内外の旅行者によって利用され、前年度を上回りました。ここ数年は、新規路線や既存路線の増便、さらにインバウンドの増加により、空港の利用客が増加傾向にあります。年内においても、スカイマーク(Skymark)の鹿児島線、新規LCCによるソウルや富山の新規就航が予定されています。LCCの利用者の増加、ニーズに対応するため、中部国際空港セントレア(名古屋)では現在、2019年上期に既存のターミナルとの併用開始を予定のLCC専用の新ターミナルを施工中です。現在のターミナルの南側に建設予定で、年間に450万人の旅客者を見込んでいます。ターミナル内には、ボーイング787の初号機の展示や体験型の空間、さらにレストランやショッピングができる複合商業施設「Flight of Dreams」が作られる予定で、完成前から話題となっています。