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スカイマークの座席を徹底解説!位置による違いやおすすめ席の紹介も

2024年02月9日

飛行機の座席回りの環境は、快適な空の旅を演出する重要なポイントの1つです。

この記事では、中堅航空会社として、リーズナブルな料金でありながら大手航空会社並みのサービスを提供するスカイマークの座席について、詳細な配置状況や座席指定の方法などを徹底解説し、ケース別おすすめの座席を紹介しています。
スカイマークで出張や旅行、帰省する予定のある方は、ぜひ参考にしてください。

スカイマークの座席はどうなっているの?

スカイマークの飛行機は、全てボーイング737-800型という最新鋭のハイテク機が使用されています。
日本ではこの機材をスカイマークが初めて導入し、その後、大手のANAとJALも国内線で採用しています。
この項では、スカイマークが導入しているボーイング737-800型の座席について紹介いたします。

スカイマークの座席配置

ボーイング737-800型機の座席は、中央の通路を挟んで左右に分かれています。1列は横に3席ずつ並んでおり、前方に向かって左側が30列、右側が29列配置されています。
前方に向かって左側の座席は、窓際の席がA、その隣がB、通路に接している席がCとなっていて、反対側の右側の座席は、窓際の席がH、その隣がG、通路に接している席がFとなっています。すなわち、横の列は左からABC-(通路)-FGHの順に並んでいることになります。
縦の列は、前から順に1列目、2列目、3列目…と数えていき、各座席の番号は、縦の列の数字と、横の列のアルファベットとの組み合わせで表記されます。
例えば前から5列目で、前方に向かって右側の窓際席なら「5H」と表され、前から23列目で前方に向かって左側の真中の席なら「23B」と表記されます。
座席は全部で177席、全てエコノミークラスです。
ANAやJALにはビジネスクラスなどのグレードアップした座席があり、同じボーイング737-800型機を使っていても、前方の座席はこうした料金の高い席で占められていますが、スカイマークなら前方の座席であっても後方の座席と同じ料金で乗れるというメリットがあります。
トイレは、前方に向かって左側の最前列前と、左右最後列の後ろの計3箇所あり、左側の前後トイレには、おむつ交換台が設置されています。
また、前方に向かって右側最前列の前と左右後方トイレの後ろには、機内食や飲み物などの準備をするギャレーがあり、CAが頻繁に出入りします。

翼の上の座席

座席選びで気になることの1つに、外の景色が見られるかどうかという点が挙げられます。
スカイマークでは、12列目から21列目までの座席は翼の上の座席となるため、景色を楽しみたい方はこの列を避けた方がいいでしょう。

窓のない座席も

「11A」の席は、前から11列目の左側窓際の席ですが、窓がありません。
窓から景色を見たい方は、この席を予約しないようにしましょう。

窓がずれている座席

「15A」「15H」の座席は、それぞれ窓際の席ですが、座席に対して窓の位置がずれています。
しかし、外の景色は若干見えにくくはありますが、見えないわけではないので安心してください。

コンセントが使えて快適

スカイマークの座席には、各席の足元にコンセントが備わっています。
ゲームやパソコンなどに使えてとても便利です。
使用時間は、離陸5分後から着陸約10分前までとなっています。
機内アナウンスで案内がありますので、その案内に従って使用するようにしましょう。

スカイマークの座席間隔は広い?狭い?

飛行機の座席で最も気になるのは、前の座席との間隔ではないでしょうか。
特にエコノミークラスでは、座席の間隔が狭く窮屈な体勢のまま長時間座り続けていなければならないため、エコノミー症候群を発症する懸念があります。
全席エコノミークラスのスカイマークでは、座席間隔はどのくらいあるのでしょうか。

シートピッチは31インチ

スカイマーク便の座席間隔(=シートピッチ)は31インチ(約79cm)で、大手のANAやJALと同じです。
LCCのピーチやジェットスターは、これより8cmも狭い71cmですから、スカイマークの座席間隔は、ゆったりしているといえます。

広々!快適なフォワードシート

最前列の座席(1A、1B、1Cと1F、1G、1H)は「フォワードシート」といって、前に座席がない分、通常より足元が19cm~38cm広くなっています。
大柄な方でものびのびと足を伸ばせる快適な座席です。
ただし、追加料金1,000円が必要な上、安全上手荷物を足元に置くことができず、全て頭上の棚に収納しなければなりません。
また、フォワードシートのメリットは座席間隔が広いだけではありません。優先搭乗や預かり荷物の優先返却、飲み物1杯無料サービスといった特典もあります。
フォワードシートを希望する方は、当日空港カウンターで申し込んでください。

非常口座席も広め

追加料金を払わずに足元が広めの席を望むなら、非常口座席がおすすめです。
フォワードシートほどではありませんが、非常口があるため足元が通常より15~25cm広く取ってあり、ゆったりと過ごせます。
ただし、非常口座席には、以下に述べるような注意事項があります。

非常口座席の注意事項

非常口座席は、緊急時には脱出口となるため、足元や膝上に手荷物を置くことができません。
手荷物は全て頭上の棚に収納します。
また、非常口座席に座る方は、満15歳以上で、日本語または英語を理解する方でなければなりません。
緊急時には、スタッフの指示に従って非常口を開放し、他の乗客の脱出をサポートしなければならないため、自身がサポートを必要とする、例えば身体に障害のある方などは非常口座席に座れません。
これら条件をクリアする方であれば、非常口座席は機体の真中で揺れも少ないため、快適に過ごせます。
15列目と16列目の全ての座席が非常口座席となっているので、希望する方は当日空港カウンターで申し込んでください。

スカイマークは座席指定ができる?

スカイマークでは座席の指定ができるのでしょうか。
また、座席指定をした場合、料金はいくらかかるのでしょうか。

スカイマークは無料で座席指定OK

スカイマークでは、チケットの予約と同時に座席の指定が何回でも無料でできます。
スカイマークのホームページで、搭乗する日の3日前までに指定してください。
3日前を過ぎると、チケット代を支払ってからでないと座席指定ができなくなります。
チケットを購入し、搭乗便出発時刻の1時間前までにホームページや出発空港カウンターなどで座席を指定してください。

座席指定の方法

スカイマークのホームページでの座席指定の実際の操作方法を、パソコン、スマートフォン別に紹介いたします。

パソコンでの座席指定方法

1.公式サイトのトップページから「確認・購入・変更」をクリックし、「座席指定」の項目を選びます。
2.「予約番号から確認」または「照会番号から確認」を選んで必要事項を入力し、予約内容を表示します。
3.表示された「予約内容」から「座席指定」の項目を選びクリックします。
4.表示された「ご搭乗便情報」から座席指定したい便を選び、「座席選択」の座席表で希望する座席を指定します。
5.最後に「座席の確定」ボタンをクリックすると手続きは終了し、「座席指定画面を終了いたしました。」のメッセージが現れます。

スマートフォンでの座席指定方法

1.公式サイトのトップページから「確認・購入・変更」ボタンをタップし、「座席指定」の項目を選びます。
2.搭乗者名など必要事項を入力して検索し、予約内容を表示します。
3.表示された「予約確認」画面から「○○便座席指定」のボタンをタップします。
4.表示された「座席指定」画面から「座席選択」のボタンをタップします。
5.表示された「座席指定」画面の座席表で、希望する座席をタップして指定します。
6.指定した座席の番号が画面に表示されたら、「座席確定」ボタンをタップします。
7.「予約確認」画面に戻り、操作終了です。

事前に座席指定ができない場合は?

座席の指定に関しては、サポートが必要な乗客の座席確保のためと、安全上の理由により、事前に指定できる座席数に制限が設けられています。
事前に座席指定をしようとしても、指定できる席が見つからない場合がありますが、出発当日に、自動チェックイン機か空港カウンターで座席が指定できますから安心してください。
また、先に述べたように、フォワードシートや非常口座席は、空港カウンターで直接申し込まなければなりません。
人気があるため、フォワードシートや非常口座席を希望する方は、早めに空港に行くことをおすすめします。

赤ちゃん連れの方の座席

機体最後尾には、赤ちゃんへの授乳用にカーテン席が設けられています。
希望する方は、空港カウンターや予約センターで申し込んでください。
また、事前に空港カウンターや予約センターに連絡すれば、機内でチャイルドシートを使用することもできます。
使用できるチャイルドシートは種類が限られていますが、大人1人に対し2歳未満の子供が2人いる場合は、どちらか1人は必ずチャイルドシートに座らせなければなりません。
チャイルドシートは座席1席を必要とするため、子供運賃で座席を購入します。
安全上の理由により、14~17列目の座席はチャイルドシート用として使用できないので、赤ちゃん連れの方は注意してください。

団体旅行では座席指定ができない

旅行会社で申し込んだ観光ツアーなどでは、個人で座席を指定することができません。
スカイマークで座席指定ができるのは、個人でチケットを予約した方のみです。

スカイマーク座席のポイント

スカイマークはLCCと異なり、ファワードシートを除き、無料で座席を指定できます。
この項では各座席の位置による特徴と、メリット・デメリットを紹介してまいります。

良いことづくめで人気の前方席

最前列のフォワードシートは、追加料金として1,000円かかりますが、足を伸ばしてゆったり座れるため大変人気があります。
また、フォワードシートのすぐ後ろの席から10列目くらいまでは、翼の前方に位置するため景色が良い上、揺れが少なく静かですし、追加料金がかからないため、人気のゾーンとなっています。
さらに、機体前方の席は出入り口に近いため、後方席の乗客より早く降りられるのもメリットです。
前方席は、トイレが1つしかないこと以外はデメリットがなく、良いことずくめなので人気があります。
希望するなら早めに座席指定を済ませましょう。

揺れの少ない機体中央席

機体の中央部は前方の座席同様、揺れが少ないので、乗り物酔いしやすい方におすすめです。
ただし、12列目から21列目までは翼の上にあるため、景色はあまり期待できません。
11列目は翼の上ではありませんが、左側の「11A」席は、先に述べた通り窓のない席のため、景色を見たい方は避けてください。
15列目と16列目は、先に述べた通り非常口座席で足元が広めに作られています。
フォワードシートと違い、追加料金がかからないため、人気の座席ですが、足元に荷物を置けない、緊急時は脱出のサポートをしなければならない、インターネットで事前に予約できないなどの制約があります。
さらに、14列目と15列目は、後ろが非常口座席となっているため、席をリクライニングできません。
また、機体中央部の席は、機体前方・後方にあるトイレから最も離れているため、頻繁にトイレに行く方には向いていません。
機体中央部の座席は、運航中じっくりと仕事やゲーム、読書、睡眠などに充てたい方に向いているといえるでしょう。

団体やファミリーで賑やかな後方席

機体後方の座席は、団体旅行客や子連れファミリーなどが多い、賑やかなゾーンです。
1人で静かに過ごしたい方や、ビジネスマンにはあまり向いていません。
逆に子連れで人に迷惑をかけてしまうのが心配な家族連れは、同じような子連れ家族の多い後方席を選ぶのがおすすめです。
座席は翼の後ろに位置するため、子供と一緒に景色が楽しめます。
ただし、エンジン音がうるさく、揺れも感じやすい場所です。
さらに、出入り口から最も離れているので、降りる時には時間がかかるのもデメリットです。
そのため、後方の座席は席が余っていることがあり、横3席を1人で独占できるかもしれないので、穴場の席といえます。
また、先に述べた通り、最も後ろの31列目には、授乳用カーテンのある席が設けられていますので、赤ちゃん連れのママにおすすめです。
出発当日空港カウンターで申し込んでください。

スカイマークおすすめの座席

飛行機の座席は、位置によって乗り心地や雰囲気が異なります。
好みやシーンごとのおすすめの座席を紹介します。

景色を重視するなら窓際席がおすすめ

飛行機に乗ったら機上からの景色を楽しみたいという方は多いのではないでしょうか。
特に日本の国内線は、比較的陸の上を運航するため、富士山など見どころポイントがたくさんあります。
夏休みの時期などは、上空から花火大会と思われる大輪の打ち上げ花火が見られたりするので、窓際のA席またはH席がおすすめです。
ただし、翼の上である12列目~21列目と、窓のない「11A」は避けましょう。
景色を楽しみたいけれど乗り物酔いが心配という方は、揺れの少ない10列目までの前方席を早めに予約しておきましょう。

トイレが近い方は通路側の席を

窓からの景色はあまり楽しめないかもしれませんが、通路側の席は自由に出入りできるというメリットがあります。
そのため、頻繁にトイレに行かれる方は、気兼ねなく出入りできる通路側をおすすめします。

トイレに近い座席は避けて

トイレに頻繁に行く方は、トイレに近い座席を選びがちですが、できれば避けた方が無難です。
食後や着陸が近づくと長蛇の列ができてしまい、列の最後尾に着けるためには、窓際や真中の席からだとかえって行きにくくなってしまいます。
しかも自分の席の横に人がずっと立っているのも、あまり気持ちの良いものではありません。
トイレの水を流す音や臭いも気になります。
多少トイレから離れていても通路側の席であれば、自分タイミングで立ち上がれるので、ストレスを感じることがありません。

意外と使い勝手の良くない非常口席

エコノミークラスでは足元にゆとりのある非常口座席が人気ですが、足元や膝上に手荷物が置けません。
文庫本程度を膝上に置くことはできますが、パソコンを使って仕事をすることはできないため、飛行機の中で仕事を片付けようと思っているビジネスマンにとっては、意外と不便です。
翼の上なので景色もあまり期待できない上、非常口付近は意外と冷えるため、冷え性の方にもあまりおすすめできません。
ただし、揺れは少ないので、乗り物酔いしやすい方や、大柄で暑がりの方がゆっくり休むのには適しています。

まとめ

スカイマークの座席について、詳しく解説しました。
全席エコノミーでありながら、比較的ゆったりとした間隔で配置されているスカイマークの座席は、快適な空の旅を約束してくれるといっても過言ではありません。
ビジネスや観光、帰省に、リーズナブルな料金でありながら大手並みのサービスを提供しているスカイマークを利用してみてはいかがでしょうか。

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