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スカイマーク、航空券購入時にクレジットのセキュリティコード入力必須に

2017年02月22日

2014年12月8日より、スカイマークではインターネット上でのクレジットカード支払の際、「セキュリティコード」の入力が必須となっています。セキュリティコードとは、クレジットカード番号とは別に、カードに記載されている3桁~4桁の数字。印字されている場所、桁数などは各カード会社やカードの種類によって異なります。

また、セキュリティコードはカードの利用明細等(レシート)などにも表記されていないので、機密性の高い(カードの所有者にしか分からない)数字といえます。支払い手続きにおけるコード入力の義務化は、サービスのセキュリティ向上を図る方法として、世界的に普及しています。

セキュリティコードは、しばしばカード利用者の「暗証番号」と混同されるようですね。クレジットカード裏面、一般には「署名欄」と呼ばれる部分の下に印字された下3桁~4桁の数字がセキュリティコードにあたります。ただし、カードの種類によっては表面のカード番号右上、左上に記載されているケースもあります。

スカイマークのネットサービスで航空券を購入する際には、①カード番号、②カードの有効期限、③
セキュリティコード、以上3点の入力が必要になるということを覚えておきましょう。基本的に、セキュリティコードの「保存」は禁止されているので、取引毎にその都度入力を求められます。さらに、搭乗手続きを行う際には、予約時に利用したクレジットカードを本人(名義人)が提示しなくてはなりません。したがって、他人のカードを利用してスカイマークの航空券(飛行機チケットやサービス、商品)を購入することはできません。

このように書くと「面倒な手続きが増えたな…」と煩わしく思われる方もいるかもしれませんが、実際には入力項目が一つ増えただけ。しかも、セキュリティ向上(不正使用の防止)に大きく寄与する変更なので、必ずしもデメリットばかりではありません。入力時、コードは暗号化され照会されるため、情報の漏洩を心配する必要もないでしょう。ただし、規模の小さなネットショップでは、その仕組みが整っていない場合も。一部、フィッシング詐欺の被害も報告されています。フィッシング詐欺とは、大手のサイトを装ってカード番号やコードを要求する(個人情報を盗み出す)犯罪行為。基本的に、航空会社や大手通販サイトがメールで個人情報の入力を促すことはありません。悪質なサイト、詐欺の被害にはくれぐれも注意してくださいね。

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