徹底比較!大阪へ行くのに飛行機・新幹線・バス、どちらがお得?
2022年07月5日
大阪城に道頓堀、甲子園球場など魅力が満載の大阪へは、観光のほか、ビジネスで訪れる機会も多いでしょう。東京から行く場合、飛行機と新幹線、バスのうち、どの手段がお得なのでしょうか?
本日は、「運賃」「所要時間」「アクセス」の3つの観点を軸に、交通手段を比較していきます。
羽田から大阪へのフライトは、早割サービス(1か月以上前の予約)なら断然お得!
飛行機で大阪に行く場合のフライト時間は1時間あまり。関西国際空港(関空)と大阪国際空港(伊丹空港)の2つの目的地から選べます。
どちらの空港にもJALとANAが運行しており、関空へはスターフライヤーの便も運行しています。羽田空港から大阪への航路にLCCはないものの、各社の早割サービスを上手く利用することで、格安チケットも購入可能です。
伊丹空港への通常運賃は、JALとANAともに2万円強です。しかし、利用日の45日前までに予約する早割サービスでは9,000円台と、1万円以上も格安で購入できます。東京駅から羽田空港、伊丹空港から梅田駅への運賃を入れても1万円前後。1か月以上前に予定が決まっているのであれば、利用しない手はありません。
時間の融通が利く新幹線は、空の旅よりも値段は高め
東京駅と新大阪駅を結ぶ東海道新幹線を利用した場合の所要時間は、約3時間です。新大阪駅は市内各エリアへのアクセスも良好で、梅田まで電車で10分ほど、難波までは20分程度で到着します。
のぞみを事前予約した場合の運賃は、およそ1万4000円。割引サービスもいくつかありますが、エクスプレスカードというクレジットカードを持っていると利用できる「IC早特」でも1万2,300円ほどかかってしまいます。「ぷらっとこだま」を利用すれば、1万円あまりまで下がりますが、所要時間が4時間もかかってしまうのが悩みどころです。
新幹線を利用するメリットは、シーズンによる料金変動の少なさが挙げられます。ハイシーズンでも、特急料金が数百円しか上がりません。また、1時間に最大10本運行しているため、急な出張や、トラブルによる予定変更にも対応できます。
所要時間については、飛行機と新幹線で大きな違いはありません。ある程度先のスケジュールが決まっているなら、コスパ的には航空券を買う方がオススメです。
体力勝負の夜行バス…料金と経由地の幅広さは◎
夜行バスは価格帯によって、乗降車地、経由地や社内の設備にバリエーションがあります。調査した結果では、もっとも安いもので、西新宿から梅田まで2,800円で利用できるようでした。高いものでも8,000円台で、無線LANやひざ掛け、耳栓といった設備、サービスも充実しています。
デメリットとしては、何と言っても移動時間の長さ。最短7時間、最長10時間以上かかりまが、費用の手軽さから、帰省や旅行に利用する人も少なくありません。
シーズンや状況に応じて、各交通機関を賢く使い分けましょう。