弾丸旅行ひとり旅!函館朝市を楽しんできました。
2022年07月5日
ウニ丼が食べたい。
学生時代、本州から北海道を巡る貧乏旅行中に立ち寄った函館で、1杯だけ食べた、あの黄金色に輝くウニ丼。
あの頃に比べれば自由になるお金もできた社会人の今なら、1杯と言わず、ワシワシと、思うがままに、懐を気にせず、腹いっぱい、何杯だって食べられる・・・!
長い長い仕事にようやく一つの区切りがついた平日、1日だけポッカリ取れた有給休暇。
積年の夢を果たすため、東京・羽田空港から北海道は函館まで、日帰り弾丸旅行へ行ってまいりました!
東京発6:55、朝9時前には函館朝市の新鮮な魚介類の山・山・山に到着!!
今回の旅の目的は、函館を代表するグルメスポット「函館朝市」。
なかでも函館港でその朝獲れたばかりのネタを、三色丼、五色丼など色鮮やかに、どんぶりから溢れんばかりに盛りつけた絶品の海鮮丼が食べられる「函館朝市どんぶり横丁市場」です。
ほとんどのお店が、朝6時から夕方前の早い時間までが開店時間なので、函館到着は、早ければ早いほど良し。
というわけで、函館行きの便は、羽田発6;55、函館着8:15、ANAと北海道と全国を結ぶ格安路線でおなじみのエアドゥが共同運行している、ANA 4757便を選びました。
函館空港から、朝市のあるJR函館駅までは、片道およそ20分のシャトルバスが運行しています。このバスは、空港到着の航空便に合わせ15分後に出発しているとの由。
今回のように空腹を抱えた旅では、この待ち時間のないスムーズな移動が、ひたすらありがたく、景色を楽しむ余裕も生まれます。一昔前の記憶にある風景とはだいぶ変わった久々の函館は、あいにく若干の曇天模様。とはいえ今日は、観光よりもウニ!
函館朝市は、JR「函館駅」から徒歩1分というアクセス抜群の市場です。
目的の函館朝市どんぶり横丁市場は、駐車場を抜けるとわかりやすい白い建物が見えてきます。結局到着したのは、まだ朝9時前の絶好の時間帯になりました。
夢にまで見た、山盛り・特盛りウニ・カニ・いくら。函館の海鮮丼を食らい尽くす!
どんぶり横丁市場は、ひとつの建物に海鮮丼をはじめ、お寿司やラーメンまで、食堂が10数軒も軒を連ねる、まさに食のワンダーランド。
2005年に今の姿に改装されたそうで、以前と比べて、デパートのレストラン街のようにショーウィンドウに飾られたメニューから、お気に入りのお店が選びやすくなっていました。
目を引いたのは、各店で500円~ワンコインで食べられる豪華海鮮丼の数々。
ワンコインとはいえ、まるで宝石箱のように輝くいくら、マグロ、エビ、カニがのって、味噌汁付きの本格派!昼ごろになると修学旅行生の姿も多くなりましたが、この値段ならお腹の空いた学生がお店をはしごしてもお釣りが来るでしょう。
ともあれ、とにかくウニ丼を注文です。
出てきたのは、ショーケースで一目惚れしたとおり、下にあるご飯を一欠片も見せず、丼からはみ出すほど山盛りになったウニ丼!
なにしろ甘い、そして旨い!味わう余裕もあればこそ、オレンジに輝くとろっとろのウニの山は、あっというまにお腹の中。ただただ脳裏を過ぎる至福!
その後別のお店で、エビやカニの乗ったミニ三色丼を食べてから、足どりはさらに市場の奥へ。ウワサの海鮮丼の名店「きくよ食堂」では、ウニ・いくら・ほたてがたっぷり乗った「元祖函館巴丼」、さらにウニ丼なら外せないと絶賛されていた「うに むらかみ」では、ミョウバン不使用のその名も「無添加生うに丼」と、函館に来るまで調べつくした気になるお店の数々で、夢にまで見たウニ丼、海鮮丼を、思うままに食べ尽くし、食べ尽くし、食べ尽くしてまいりました!
早朝便から、夜の便まで。羽田⇔函館は日帰り弾丸旅行にもってこい!
市場で家族と職場の仲間へお土産を買い込み、函館空港から19:30発のANA558便に乗り一路帰路へ。羽田⇔函館はANA、JAL、AIR DOが就航中。朝から晩まで往復便が運航しているので、一日弾丸旅行にはまさにうってつけの路線です。
市場で伺った所、6,7,8月は、函館のエゾバフンウニ、そして函館名物の毛ガニが、まさにシーズンを迎えるとか。また、春のヤリイカ、11~12月に獲れるホタテとカキも、とにかく旬に食べないのはもったいない、とも。
今回の弾丸旅行で、向こう10年は思い残すことなく食べつくす所存でしたが・・・。
おそらく今年中に、あと1回は、函館にまた行くことになりそうです。