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二酸化炭素(CO2)削減の為、新たな航空燃料の開発に乗り出した

2022年07月5日

ecomark

CO2の削減は私たち現代人の大きなテーマの一つとなっています。
空気中の二酸化炭素濃度が増えることによって、さまざまな問題が発生します。

その中でも特に問題となっているのが温暖化です。この地球温暖化にはさまざまな要因が絡んでいると言われていますが、その要因の中でももっとも大きな割合を占めていると言われるのがCO2の増加です。

温暖化によって私たちはどのような影響を受けるのでしょうか?

地球の環境そのものが変わってしまう

普段はそれほど意識することはありませんが、地球の環境は絶妙なバランスによって保たれています。
そのバランスを保つ上で特に重要となるのが気温です。
この気温が少し変化するだけで、環境は大きく異なります。

同じ日本の国内でも、北海道と沖縄では気温が違うことによって、私たち人間の生活スタイルはもちろんのこと、生息している動植物などもまったく違ったものとなっています。

長年、同じ環境の中で作られてきた生活スタイルや文化、そしてそこで暮らしている生物は温暖化によって気温が上昇してしまうと、変化しなければならなくなってしまいます。

私たちの生活スタイルはなんとか変えることができたとしても、そこで暮らす生物は対応しきれなくなり、中にはそのまま絶滅してしまう可能性も否定できません。

また、私たち人間にも脅威が迫ってくるかもしれません。気温が上昇すれば、北極、南極の氷が溶け、海面が上昇することになります。

そうなれば、私たちが暮らすことのできる陸地の面積は大幅に減少することになるでしょう。

CO2を削減するために航空業界ができること

さまざまな原因によってCO2は増加していますが、その中一つが、燃料の燃焼によるものです。
私たちが利用している自動車や飛行機も燃料を燃やすことで動いていますので、当然CO2を発生させています。

自動車の業界ではハイブリッド車や電気自動車などの開発、普及によってCO2の削減を目指しています。
一方、航空業界ではどうでしょう?

もちろん、飛行機を飛ばすには自動車よりもはるかに大きなエネルギーが必要となります。
なので、これを電気で賄うのは簡単なことではありません。
そこで開発が進んでいるのが新型航空燃料です。

イギリスのヴァージンアトランティック航空などは具体的に従来よりもCO2を50~60%も削減することのできる新型燃料を2014年中にも実用化すると言われています。

このヴァージンの試みが成功すれば、一気に航空業界で新型燃料が普及する可能性もあるでしょう。
CO2の削減はさまざまな業界で進められています。この航空業界の試みにもしっかりと注目しておきましょう。

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