ANA国内線で機内食を食べられる?機内食のメニューも紹介!
2022年02月21日
国内最大級の航空会社として知られるANA(全日本空輸株式会社)。
多くの方がANAを利用して、空の旅を楽しんだことがあるのではないでしょうか。
ANAは、フルサービスキャリアと呼ばれる充実した機内サービスを提供しているのが特徴です。機内で快適さを求める方には、フルサービスキャリアがおすすめです。
機内サービスの内容で最も気になるポイントは、機内食とドリンクサービスではないでしょうか?ANAがどのように機内食やドリンクを提供しているのか知らない方もいると思いますので、今回は、ANA国内線の機内食やドリンクサービス、機内販売について紹介します。
ANA国内線の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
機内食を無料で食べられるのはプレミアムクラス
ANA国内線で無料の機内食を提供しているのは、プレミアムクラスのみとなっています。プレミアムクラスとは、ANA国内線で最高級クラスの座席です。プレミアムクラスの座席は、飛行機の前方に数席しか用意されていません。
普通席の航空券を購入した場合でも、搭乗日当日にプレミアムクラスに空席があれば、追加料金を払ってプレミアムクラスに座席変更することが可能です。
ANA国内線のプレミアムクラスでは、朝食・昼食・軽食・夕食時に機内食を無料提供しています。朝食は10時29分までの出発便、昼食は10時30分~13時29分の出発便、軽食は13時30分~16時59分の出発便、夕食は17時以降の出発便で機内食を食べられます。
伊丹・札幌(新千歳)・福岡・沖縄(那覇)出発便の夕食では、有名店とのコラボレーションメニューを楽しめます。
また、羽田・伊丹・関西・札幌(新千歳)・福岡・沖縄(那覇)を結ぶ路線の昼食・夕食の時間帯には、温かい食事も提供していますので、機内でほっとする料理を堪能することが可能です。
加えて軽食の時間帯には、持ち帰って食べることもできる月替わりの茶菓とANAオリジナルの軽食を提供しています。
さらに、プレミアムクラスではソフトドリンク・各種アルコールが飲み放題です。機内食と一緒に飲み物を飲みながら、機内でゆっくりくつろげます。
国内線プレミアムクラスの機内食を紹介!
ANA国内線のプレミアムクラスでは、季節や時間帯によって異なる有名料理店の味を空の上で堪能することができます。
今回は、現在ANA国内線のプレミアムクラスでコラボレーションしている有名店や、提供しているメニューを紹介します。
夕食・軽食では誰もが知っている有名店の逸品を用意
- 銀座 百楽
東京・銀座の寄屋通りにある懐石料理の名店「銀座 百楽」とコラボレーションした機内食を味わえます。全国の厳選した食材を使った、やさしく繊細な料理をいただけます。四季折々の彩りを楽しめるのも魅力です。伊丹・札幌(新千歳)・福岡・沖縄(那覇)出発便の夕食で提供されています。 - 豆政
明治17年に創業した京菓子の老舗「豆政」の茶菓が軽食で用意されています。豆政の京菓子・和菓子は、良質な豆・手作り製法・京の湧き水にこだわって作られているのが特徴です。
12月の偶数便では、京の丸窓・カシューホワイト・カレービンズ、1月の奇数便では京の丸窓・和アーモンド・きなこ豆が提供されていました。 - 銀座千疋屋
創業125年の果物専門店「銀座千疋屋」。旬のおいしい果物にこだわり、伝統を守りながらオリジナルの味を常に追求しています。そんな「銀座千疋屋」のフルーツゼリーを、ANA国内線のプレミアムクラスで味わえます。12月の奇数便ではキウィフルーツゼリー、2月の偶数便ではマンゴーゼリーを軽食で提供しています。 - ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ
「ザ・ペニンシュラ」はアジアで最も古いホテルグループ。その一員である「ザ・ペニンシュラ東京」の地下1階にある「ザ・ペニンシュラブティック&カフェ」ではスイーツやオリジナルアイテムが人気です。ANA国内線のプレミアムクラスでは、そんなザ・ペニンシュラブティック&カフェのマンゴープリンを1月の偶数便、柚子どら焼きを2月の奇数便で提供しています。 - ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ
「ザ・ペニンシュラ」はアジアで最も古いホテルグループ。その一員である「ザ・ペニンシュラ東京」の地下1階にある「ザ・ペニンシュラブティック&カフェ」ではスイーツやオリジナルアイテムが人気です。ANA国内線のプレミアムクラスでは、そんなザ・ペニンシュラブティック&カフェのマンゴープリンを1月の偶数便、柚子どら焼きを2月の奇数便で提供しています。
こだわりのソフトドリンクやアルコールが飲み放題
ANA国内線のプレミアムクラスでは、ソフトドリンク・各種アルコールを飲み放題で楽しめるのも魅力です。
- シャンパン
羽田と、伊丹・札幌(新千歳)・福岡・沖縄(那覇)を結ぶ便では、シャンパンを楽しめます。提供しているシャンパンの銘柄は、「シャンパーニュ・アトン・ブリュット・レゼルブ」です。パインジュースやグレープフルーツジュース、アカシアの花、かすかなメントールの香りが特徴です。強めの泡立ちや穏やかな酸味を味わえます。 - スパークリングワイン
スパークリングワインは、羽田と伊丹・札幌(新千歳)・福岡・沖縄(那覇)を結ぶ路線以外の便で提供しています。銘柄は、「ブリュット・ダルジャン・シャルドネ」を用意。青りんごや洋ナシのさわやかな香りと、グレープフルーツのような苦味が特徴的なスパークリングワインです。程よい酸味もあり、飲みやすく感じるでしょう。
このほかワインでは、白ワインに「グラン・パレ・ボルドー・ブラン 2018」、赤ワインに「シャトー・カペンドゥ 2018」を用意しています。
また、日本酒のメニューは「マルマス米鶴 限定純米吟醸」と「木曽路 三割麹純米吟醸」を提供しています。
なお、アルコールが苦手な方には野菜ジュースが用意されています。12月~2月は「小岩井無添加野菜32種の野菜と果実」を提供しています。香料・砂糖・食塩は使用せず、小岩井品質の野菜・果実32種類をブランドして作られています。果物だけのジュースのようにおいしく飲めるのが魅力です。
機内食は通販でも購入可能!
ANA公式通販サイト「ANA STORE/ANA ショッピング A-style」とANA公式ギフトショップ楽天市場店では、機内食やラウンジ提供食、機内サービスドリンク、機内テーブルウェアを購入することができます。
新型コロナウイルスの影響で飛行機に乗る機会が減る中で、ANAをよく利用する方々から「機内食を地上でも食べたい」という声が寄せられたことをきっかけに、2020年12月から機内食セットの販売をECサイト販売でも行うことになりました。
初の試みとなるネット販売は大きな反響を呼び、初回分と再販分を合わせて2,100セット以上が数日で完売しました。第2弾、第3弾で販売した各1,000セットのネット販売も評判を呼び、約1か月で計4,100セットが売れるほどの大人気となりました。
2021年1月に両サイトで販売を開始した第4弾は、1,500セットが1時間足らずで完売する人気ぶり。回を重ねるごとに販売数が伸びています。
普通席はドリンクサービスが無料
ANA国内線のプレミアムクラスでは機内食を無料で提供しています。一方、普通席では機内食は食べられません。
ただし、普通席ではコーヒー・ANAオリジナルビーフコンソメスープ・アップルジュース・日本茶(温・冷)・ミネラルウォーター)といったドリンクメニューが無料で提供されています。
なお、お子さまやお子さまを抱いて搭乗している方は、温かい飲み物の提供を受けられません。
普通席では有料の機内販売を利用できる
また、普通席では無料の機内食の提供はありませんが、有料の食事・軽食を利用することができます。そこで、ここではANA国際線で提供している有料の食事・軽食を簡単に紹介します。なお、すべてのメニューを全路線で提供しているわけではないので、どの路線で何が提供されているかは、ANAの公式サイトでチェックするか、客室乗務員の方に直接尋ねてください。
路線限定メニュー
- ANAオリジナル/白いカレーリゾット・・・500円
- ハーゲンダッツ アイスクリーム(バニラ)・・・300円
なお、路線限定メニューの提供路線は、以下の通りです。
- 東京(羽田)~ 沖縄(那覇)、石垣、宮古
- 札幌(新千歳)~ 大阪(伊丹・関西)、福岡、沖縄(那覇)
- 沖縄(那覇)~ 仙台、名古屋(中部)、大阪(伊丹・関西)
- 石垣 ~ 名古屋(中部)、大阪(関西)/福岡
- 宮古 ~ 大阪(関西)、名古屋
スナック
- ANAパッケージ/ナンチチ マカダミアナッツ&チーズ(14g×3袋入)・・・300円
- ANAオリジナル/JACQUESタルト 5種セット(あまおう・芋とかぼちゃ・沖縄パインとチョコ・マイヤーレモンとココナッツ・宇治抹茶 各1個入)・・・1,000円
- ANAパッケージ/函館塩辛ポテト(25g入)・・・300円
- ANA限定セレクトMIX/にほんのドライフルーツ(4種 20g入)・・・500円
- ANAオリジナル/琉Q 沖縄本部のアセローラジャム+シマノネの小箱(アセローラジャム40g入)・・・1,000円
- ANAパッケージ/亀田製菓 タネビッツ3種アソート(焦がし醤油・から揚げ・チーズ醤油 各2袋入)・・・1,000円
アルコール飲料
- 黄桜 LUCKY MOUSE(350ml缶) アルコール度数5% おつまみ1品付・・・600円
果実のような芳醇な香りと苦味を味わえるビールです。米国産シトラホップを使用しているため、シトラス系の香りを感じられます。また、日本酒に使われる米や京都桃山丘陵地帯の地下を流れる名水など、こだわりの素材をふんだんに使用しているのも特徴です。さっぱりとしていながらコクのある風味を堪能できるでしょう。 - かぼすハイボール(340ml缶)アルコール度数8% おつまみ1品付・・・500円br>
大分県産のかぼすのストレート果汁を使用した、酸味と苦味のバランスが絶妙に取れているハイボールです。さわやかな飲み口と、辛味を感じるのどごしが魅力です。後味がスッキリしていて甘さのない味わいが、クセになること間違いなしです。 - 角ハイボール・ビール各種(350ml缶) おつまみ1品付・・・500円
まとめ
今回は、ANA国内線の機内食について紹介しました。
ANAの国内線で機内食の無料提供を行っているのは、プレミアムクラスのみです。出発の時間帯に合わせて、朝食・昼食・軽食・夕食が用意されています。搭乗便によっては、夕食や軽食で有名料理店とのコラボレーションメニューを楽しむことができます。
普通席の航空券を購入している場合でも、搭乗日当日にプレミアムクラスに空席があれば、航空券をアップグレードすることができます。空の上でゆっくりと食事を楽しみたい方は、ANAの国内線プレミアムクラスを利用してみてはいかがでしょうか。