JAL便の予約変更の方法と変更料金や手数料について紹介
2022年03月23日
海外や離れた土地への旅行の移動手段として欠かすことができない飛行機。
しかし、急な用事でせっかく取ったチケットの予約を、変更しなければならない事態が起きることは少なくありません。
今回はJAL便の予約を変更する時、どのような手続きが必要なのか、またその際必要な料金や手数料について紹介します。
いざという時に備えるため、または既にそのような事態を経験した方は必見です。
予約便の変更方法について
急用で予約を変更せざるを得ない、そんな事態になってしまった場合でも焦る必要はありません。
変更はさまざまな方法でできますし、スタッフがしっかりと対応してくれます。
最初に変更が可能なのかを確認した上で、適切な手続きを取ることから始めましょう。
焦ったり慌てたりすると、上手く手続きを進めることができなくなってしまいます。
何を確認すべきなのか、そしてどのように手続きすべきなのかを見てみましょう。
予約便の変更 その前に
JALでは運賃の種類によって、予約の変更ができるものと、変更が行えないものがあります。
具体的に挙げると、特便、先得、おともdeマイル割引、当日シニア割引、スカイメイト、乗継割引などが変更できない運賃種別で、それ以外運賃種別は変更可能です。
下記リンクから確認することができるので、自分の運賃が該当しているか気になる方は確認しておいてください。
運賃一覧 – JAL国内線
変更方法とWebでの変更方法について
もし予約した運賃の種類が変更可能なものであれば、Web・受付窓口・電話の3つの変更方法があります。
受付窓口と電話の場合は、担当のスタッフに変更してもらえますが、Webの場合は自分で手続きを行わなければなりません。
Webでの方法を順を追って見ていきましょう。
(1)予約を確認
(2)【予約詳細】[予約内容を変更・取り消しする]をクリック。
(3)【操作の選択】変更希望便の右の[変更]をクリック。
(4)【空席照会】変更する便の「利用区間」「出発日」「クラス」を選択し、[検索する]をクリック。
(5)【空席照会結果】変更希望便を選択。
※スマートフォンをご利用の場合は変更希望便を選択後、ご利用の運賃も選択ください。
(6)【予約内容の変更・取り消し】選択した便を確認し、[次へ]をクリック。
(7)【変更内容の確認】変更内容を確認し、[変更する]をクリック。
(8)【変更完了】追加部分の領収書をご希望の場合は、「領収書表示」をご利用ください。※この画面を閉じた後は、再表示できませんのでご注意ください。
引用元:予約便の変更方法を教えてください。 (jal.co.jp)
8つのステップを踏むだけでできるので、自分自身で変更できるよという方、あるいはいざという時に備えて知っておきたい方は、手順を確認してください。
なお、上記の流れは下記リンクでも説明されています。
変更する際の変更料金や手数料について
お店や乗り物、旅行などを予約し、後になってやむを得ず変更しなければならなくなった時、誰もが気になるのが変更にかかる変更料や手数料です。
しかし、変更すると料金が発生することを知らず、思わぬ出費に驚いた人は多いのではないでしょうか。
それはJALの予約便でも同じこと。
そのようなことにならないために、知識として知っておくことは大切です。
JALの場合はどのような料金がかかるのか実際に見てみましょう。
JALの予約便を変更すると変更料金がかかる?
結論から言うと、料金が発生する可能性がある場合とそうでない場合があります。
始めに知っておかなければならないのは、航空便には区間と呼ばれるものがあり、第一区間は複数の乗継ぎがある場合の最初に乗る飛行機(区間)を指します。
それ以降は、第二区間、第三区間と呼ばれて、片道直行便の場合は第一区間のみとなります。
JAL予約便の場合ですと、基本的に変更料金がかかる可能性があるのは、第一区間を2回以上変更する時です。
変更が1回だけであれば、第一区間に関しては無料で変更が可能です。しかし、2回以上変更すると、「変更料金の有無は、1回目の変更後の運賃規則に準じる」という定めがあるため、その運賃規則次第では変更料金が発生してしまう可能性があります。
また、その運賃規則によっては変更できるか否かも決まってくるのでご注意ください。
第二区間以降に関しては何回でも無料で変更が可能となっています。
ただし、第一区間で1回以上の変更があり、その際運賃規則に変更があった場合は、料金が発生することや変更自体不可となることもありますので、こちらも注意が必要です。
下記リンクでも詳しく説明されているので、ぜひとも確認しておいてください。
変更する際の手数料の有無について
こちらも結論から言うと、基本的にはかかりません。
しかし変更の際、最初の運賃との差額が出てしまった場合は、オーバーした金額を支払うか、余った金額が払戻しされます。また、後者の場合は、払戻し手数料が発生することがありますのでご注意ください。
予約変更はいつまで行うことができるのか
急な用事で予約を変更しなければならなった場合、変更する時間によっては変更できないのでは?と心配になるかもしれません。
そんな時は、慌てずに落ち着いて手続きを行いましょう。
先程も言ったようにJALで変更手続きが可能なのは、Web・受付カウンター・電話の3つです。
それぞれ、いつまで変更が可能なのか見てみましょう。
Web・受付カウンター・電話で変更可能なのはいつまでか
まず、Webの場合は、第一区間の予約便が出発する時刻の72時間前までで、第一区間以降であれば、24時間前までなら変更が可能です。
次に受付カウンターと電話の場合ですが、こちらに関しては、どちらも予約便の出発20分前までなら変更が可能。
なので、Webでの変更が間に合わなかった場合は、受付カウンターか電話で手続きすることをおすすめします。
Webでの変更が間に合わなくても急がず慌てず、空港の受付カウンターか、電話で問い合わせてみましょう。
予約の変更が不可だった場合どう対処すべきか
予約の変更が不可能だった場合は、どのように対処すれば良いのか分からず、焦ってしまう方も中にはいるのではないでしょうか。
いざという時、そんなことにならないために、予め知識としてこれから説明することを覚えておいてください。
先程は予約変更が可能だった場合の説明をしましたが、ここからは不可だった場合はどうすれば良いのかについて説明します。
予約変更不可時の対処法
JALで予約変更が不可となるのは、基本的に特便、先得、おともdeマイル割引、当日シニア割引、スカイメイト、乗継割引の6つの運賃種別です。
また、予約変更が可能なチケットでも、変更受付時間が過ぎてしまったら変更できなくなってしまいます。
そんな時の対処法は、キャンセルして再予約するか、他の乗り物で移動するしかありません。
ですが、飛行機以外の乗り物で移動となると、時間がかかってしまうことが多いので、後者はあまりおすすめしません。
では、キャンセルして再予約するにはどうすれば良いのか、そしてキャンセルにかかる費用はいくらになるのかについて、次の項目で見てみましょう。
キャンセルにはいくらかかるのか?
JALの場合、キャンセルにかかる費用は、何日前にキャンセルするかによって変動します。
当然、搭乗予定便出発後のキャンセルとなると、その費用は運賃の満額に近くなりますので、キャンセルするなら早ければ早いほど安く済みます。
JALでは、○日から○日までは○○円と定めていて、日にちについてはおおむね以下の3通りがあります。
(1)購入後から出発55日前
(2)出発54日前から出発前
(3)出発後
費用については、運賃種別によって異なります。
運賃種別ごとに見てみましょう。
【特便】の場合
(1)の場合は440円*
(2)の場合は運賃額の5%※ただし、一部の路線は440円
(3)の場合は運賃額の90%※ただし、一部の路線は440円+運賃額の85%
【先得】の場合
(1)の場合は440円*
(2)の場合は運賃額の50%
(3)の場合は運賃額の90%
【おともdeマイル】の場合※本人の取り消し不可で同行者は可能
(1)の場合は440円※1区間につき220円
(2)の場合は運賃額の50%
(3)の場合は運賃額の90%
【当日シニア割引とスカイメイト】の場合
出発前が440円
出発後が440円+運賃額の20%
【乗継割引】の場合※乗継割引7と乗継割引28があり、それぞれ違います。
・乗継割引7
(1)の場合は1件(2枚1組ごとに)440円*
(2)の場合は運賃額の5%
(3)の場合は運賃額の90%
・乗継28
(1)の場合は1件(2枚1組ごとに)440円*
(2)の場合は運賃額の50%
(3)の場合は運賃額の90%
上記のうち(1)の値段の後ろに(*)が付いている運賃に関しては、払戻し手続き日の手数料が適用となりますのでご注意ください。
また、上記について下記リンクに詳しく書かれていますので、気になる方はご確認ください。
航空券の取消/払戻手数料について – JAL
再予約する方法は?
再予約する方法は、新規で予約する方法と同じです。
受付カウンターや電話でキャンセルする場合は、担当係員に相談するとそのまま再予約までしてもらえるか、Webでの再予約をすすめられます。
Webでの再予約のやり方は、記事の最初の見出しで説明していますので、そちらをご確認ください。
下記リンクでも詳しい方法が確認できます。
予約変更についてのまとめ
ここまで予約変更のやり方や、その際の料金・手数料、そしてキャンセルについて説明しましたがいかがでしたか。
何度もJALを利用されている方は、既に把握しているかもしれませんが、あまり利用しないという方にとっては参考になる内容だったのではないでしょうか。
急な用事などで予約を変更しなければならなくなった場合、どうすれば良いか?そして変更料金や手数料などが気になると思いますが、一番大切なのは慌てないことです。
いざという時にそうならないためには、知識として知っておくべきかもしれません。
何事も、慌てたり焦ったりしながら行うと、良い方向に行かないことが多いので、なるべく冷静になる必要があります。
分からないことがあったらJALへ問い合わるという方法もあるので、一つの手段として頭に入れておくと良いでしょう。