早割のキャンセル料にはご注意ください
2022年07月5日
とてもお得に空の旅を楽しめることで大人気の早割チケット。しかし、キャンセル料金がかかることを知らずに購入して後で損してしまったという方もいるようです。
このようなリスクを軽減するために、スケジュールに気をつけるだけでなく購入する航空券のチョイスを見なおしてみましょう。
早割のキャンセルは早いほど有利 料金プランごとの傾向一覧
スケジュールが合わなくなった時にできることは2つあります。
1つ目はフライトの日程を変更してもらう、そして2つ目はキャンセルです。
後者の場合はチケット代を払い戻してもらえることがあります。
飛行機に乗らないことで何かペナルティがあるわけではないため、何もしないという選択肢も一応はあるようです。しかし、上記のようなサービスがあるためオススメできるものではありません。
どちらの方法でも、航空会社や料金プランによってはできないものがあったり、別途手数料がかかったりなどするため注意が必要です。
予約・購入する際にはキャンセル料金をよく確認しておきたいものです。
傾向としては以下のようなケースが多いようです。
- セールで買えるチケットは日程の変更や払い戻しができない
- 早割は早めに取り消せば料金が少なくてすむ(プレミアム旅割28・旅割75・旅割55・旅割45・旅割28・旅割21A/B・乗継旅割)
たとえば、出発直前(13日前以降)の場合はキャンセル料金は60%ですが、出発75日前の早期キャンセルだと10%しかキャンセル料金かかりません。 - 出発後のキャンセルは更に手数料が上がる(!)中には払戻のできない事もあります。
気を付けながらも購入するなら
- 旅割を購入する前に、同行者の方とのスケジュールを固めて確認をー。
これで買ったチケットはキャンセル料金が高額になります。格安チケットはキャンセル料金が上がるのでご注意ください。 - うれしい早割は「とりあえず」買いもアリ?!
出発日の2ヶ月前、3ヶ月前などかなりの期間があるものに限りますが、早めの手続きなら手数料が航空券の10%や20%などと痛手が少ないのが、2015年下期よりキャンセル料をリニューアルした「旅割」です。いざとなったらチケットの確保だけしておくことも良いでしょう。 - ギリギリまでスケジュールが不安な時は変更可能な航空券で
払い戻しの料金が高かったり、手数料が安かったりすることが多いようです。もちろん航空券代は割増になるため、取り消し時のリスクと天秤にかけて考える必要があるでしょう。
飛行機が出発しない場合キャンセル料金は不要
病気やケガ、悪天候による欠航の場合は必ず連絡しましょう。
これらのケースでは特別な対応をしてくれます。放置してしまう方が多いですが、必ずサポートセンターに相談するようにしましょう。
病気になられた場合は飛行機の利用ができない旨を記載された診断書が必要になります。
早割チケットはお得ですが、キャンセル料金についてはよく注意しなければなりません。スケジュールが不安な時は、便の変更が可能なチケットを購入してリスクを減らすようにしましょう。