スカイマークのチェックインは何時まで?遅れそうな時の対処方法も紹介
2024年02月9日
飛行機に乗る場合、出発予定時刻ギリギリに空港にやって来ると、予約した便に乗れないことがあります。
航空券を持っていても、搭乗前にチェックイン(搭乗手続き)を済ませていないと、飛行機に乗ることができないからです。
この記事では、スカイマークのチェックインについて、手続きの開始時間や締め切り時間、時間に遅れそうになった時の対処方法や間に合わなかった時の対応など、詳しく解説しています。
ぜひ、最後まで読んで参考にしてください。
チェックインの基本
飛行機に乗る時は、チケットを予約して料金を支払い、出発当日に空港へ行って、チェックイン(搭乗手続き)を済ませてから搭乗します。
チェックインには、ある程度時間がかかるため、予定されている出発時刻より、かなり前に空港に到着していなければなりません。
チェックインの時間を知らなかったり、忘れていたりすると、せっかく予約した便なのに乗れなくなる可能性があります。
そういった事態にならないよう、この項ではチェックインの基本的な事柄を、スカイマークを例にとって説明いたしましょう。
チェックインする場所は?
スカイマークのチェックインは、空港カウンターまたは自動チェックイン機で行います。最近は、WEBでチェックインができる航空会社が増えていますが、スカイマークはまだWEBチェックインに対応していません。
インターネットでチケットを購入していても、チェックインは直接空港カウンター、または自動チェックイン機で済ませなければならないので、ご注意ください。
おすすめ!自動チェックイン機
自動チェックイン機は、行列に並ばなければならない空港カウンターよリ早く手続きが済むので、急いでいる方におすすめです。
自動チェックイン機を使ったチェックインには、チェックイン用バーコードか、チケット予約時に発行された予約番号が必要ですので、手元に用意しておくとスムーズに手続きできます。
チェックインの時間は?
チェックインは、搭乗する全ての乗客が手続きを済ませなければならないため、どこの航空会社もチェックインの時間には幅を持たせています。
スカイマークのチェックインは、いつからいつまでに行わなければならないのでしょうか。
20分前までにチェックインを
チェックインは必ず出発時刻の20分前までに、直接空港カウンターか自動チェックイン機で済ませておくようにしてください。
2時間前からチェックイン開始
スカイマークのチェックインの受付は、スカイマークが発着する全ての空港で、出発時刻の2時間前から行っています。
例えば、11月20日仙台空港14:00出発の便の場合、12:00~13:40の間にチェックインをすることになります。
ただし、羽田・札幌(新千歳)・茨城・名古屋(中部)・神戸・福岡・長崎・鹿児島・那覇の各空港では、出発当日の営業開始時からチェックイン可能です。
例えば、11月20日羽田空港14:00出発の便の場合、羽田空港におけるスカイマークカウンターの営業開始時刻が5:00なので、11月20日の5:00~13:40の間にチェックインしておけばいいことになります。
空港で買い物や食事を楽しみたい方は、早めにチェックインを済ませておくといいでしょう。
チェックインの注意点
チェックイン時には、次の事柄について注意が必要です。
搭乗するグループ全員でチェックイン
家族やグループなど複数で搭乗する場合は、全員が揃っていることを確認してからチェックインをします。
空港で待ち合わせをしている場合は、メンバーが全員揃ってから手続きをしましょう。
小さな子供がいる場合
座席を利用せず、大人が抱っこして乗る、3歳未満の子供がいる場合、幼児搭乗券が必要です。
チェックイン時にスタッフに申し出てください。
また、ベビーカーは客室に持ち込めないので、機内預けとなります。
空港にいる間はベビーカーの貸出サービスがあるので、赤ちゃん連れの方は利用するといいでしょう。
チェックイン後の流れ
チェックインを済ませた後は、どういった流れで飛行機に搭乗するのでしょうか。
荷物を預ける
機内預けにしたい荷物がある方は、チェックイン後にバゲージカウンターで荷物を預けましょう。
早めにチェックインして早めに荷物も預けてしまえば、手ぶらでラクラク空港散策が楽しめますよ。
ただし、茨城・長崎・鹿児島の各空港では、チェックイン自体は出発当日の営業開始時からできても、荷物は出発時刻の2時間前からしか預けられないので注意が必要です。
また、ペットや生鮮物など長時間預かれないものについても、出発時刻の2時間前からでないと預けられません。
保安検査場
バゲージカウンターで荷物を預けた後は、保安検査場へと向かいます。
荷物を預けない方はチェックイン後、そのまま保安検査場へ行きましょう。
保安検査場とは、機内へ危険物を持ち込ませないよう、手荷物と乗客の検査を行う場所です。
乗客1人1人をチェックするため、検査にはある程度時間がかかります。
特にスカイマークでは保安検査を強化しているため、他社より少し時間がかかるかもしれません。
保安検査場へは、出発時刻の20分前までに行くことになっています。
チェックイン後に空港で食事や買い物を予定している方は、時間に遅れないよう気を付けてください。
搭乗口から機内へ
保安検査場を通過したら、いよいよ飛行機に乗り込む搭乗口へと向かいます。
搭乗口へは、出発時刻の15分前までに到着していなければなりません。
スカイマークでは混雑緩和と搭乗時間短縮のため、窓際の座席の人から機内に案内されます。
窓際の席を予約した方は、早めに搭乗口に到着するようにしましょう。
遅刻したらどうなる?
スカイマークを利用する場合、出発時刻の20分前までにチェックインを済ませ、15分前までに搭乗口へ行かなければなりません。
では、この時間に遅れてしまったらどうなるのでしょうか。
遅刻したら飛行機に乗れない?
チェックインの締め切り時間に間に合わなかった場合、残念ですが、予約しておいた飛行機に乗ることができなくなってしまいます。
スカイマークではWEBチェックインに対応していないため、搭乗手続きをするにはどうしても直接空港へ赴かねばなりません。
搭乗予定の日は、時間に余裕を持ち、遅れないようにしましょう。
遅刻しないための対策
飛行機に乗る時は、チェックインの締め切り時間に遅れないようにすることが大切です。予約した便に乗れるよう、遅刻防止策を紹介します。
前泊
朝早い出発や、自宅から空港までが遠い方におすすめなのが、出発日の前夜に空港近くのホテルに泊まる「前泊」です。
ホテル代がかかりますが、時間に余裕を持って行動できるので、遅刻を防げます。
空港までのアクセスが車しかない、バスがあっても本数がとても少ない、といった場合にもおすすめの方法です。
チェックイン時間を出発時刻と考える
チェックインの締め切り時間を飛行機の出発時刻ととらえ、20分前倒しで行動するのもおすすめです。
例えば、出発時刻が14:00の場合、チェックインの締め切り時間は13:40です。
この13:40を飛行機の出発時刻と考えて行動すると、全て前倒しで行動することになり遅刻が防げます。
時計を進める
行動を前倒しするために、その日だけ時計の針を30分くらい進めておくのもいいかもしれません。
アラームを利用
時計に時刻を変更できる機能がついていない場合、家を出る時間やバス停や駅に到着する時間などポイントとなる時間に、定刻より早くアラームが鳴るよう設定しておくというのはいかがでしょうか。その他にも自分なりのアイデアで、遅刻を防ぐさまざまな手段を講じてみるといいでしょう。
遅刻したら払い戻しや変更はできる?
遅刻をしないよう対策をしても、人間ですから遅刻してしまうことはありますよね。
予約した便に乗り遅れてしまった場合、便の変更やチケットの払い戻しはできるのでしょうか。
普通運賃であれば変更も払い戻しも可能
予約した便のチケットが普通運賃である場合、当日他の便に空席があれば変更可能です。
チェックイン締め切り時間前であれば、インターネットで変更手続きができるため、空港に向かっている途中で間に合いそうもないと判断したら、スマホやPCから便を変更してしまうのがいいでしょう。
チェックインの時間を過ぎてしまうとインターネットでの変更手続きができなくなるため、予約センターに連絡をしてください。
また、普通運賃の場合は、チケットをキャンセルして払い戻しも可能です。
ただし、払い戻し手数料として500円かかります。
出発予定時刻を過ぎた場合は、払い戻し手数料に加えて取り消し手数料5,000円もかかるため、キャンセルを決めたら出発時刻より前に手続きしましょう。
割引運賃であれば変更や払い戻しができない?
スカイマークの代表的な割引運賃に、飛行機に乗る3日前まで予約可能な「いま得」と、飛行機に乗る前日まで予約可能な「たす得」があります。
予約した便のチケットが「いま得」の場合、便の変更はできません。
出発予定時刻を過ぎていれば、チケットの払い戻しもできません。
「いま得」チケットを予約した方が遅刻してしまったら、万事休すです。
ただし、出発予定時刻より前であれば、手数料として5,500円かかりますが、払い戻し可能です。
「いま得」チケットをお持ちの方で、遅刻によるキャンセルを考えているなら、一刻も早く予約センターに連絡して、予約取り消しの手続きをしましょう。
「たす得」チケットの場合は、他の便の「たす得」の座席が空席として残っている場合に限り、変更が可能です。
ただし、「たす得」の座席数には限りがあるため、変更したくてもできない可能性は大いにあります。
チケットの払い戻しに関しては、出発予定時刻を過ぎていれば払い戻しできませんが、出発予定時刻より前であれば、払い戻しが可能です。
ただし、手数料として2,500円かかることを承知しておいてください。
割引運賃で遅刻したら代償は高くつく
スカイマークを利用する方の多くが「いま得」や「たす得」などの割引運賃でチケットを購入しています。
しかし、乗り遅れてしまったら、購入した割引チケットは出発予定時刻より前にキャンセルの手続きをしない限り、全額無駄になってしまいます。
しかも、新たに普通運賃のチケットを買い直さなければなりません。
せっかく安い料金でチケットを買ったのに、遅刻すると全てパアになるどころか、余計な出費をしてしまうことになります。
遅刻しないようにするのが何よりも大切といえますね。
空港までの交通機関が原因で遅刻した場合
寝坊など自分の都合で飛行機に乗り遅れたのではなく、空港に向かう電車やバスが遅延したことが原因で間に合わなかった場合は、追加料金なしで他便への変更や、手数料なしで払い戻しができます。
必ず、該当交通機関の遅延証明書をもらい、カウンターに提出してください。
遅れそう!どうしたらいい?
現在空港に向かっている途中で、ギリギリ間に合うかどうかという時に、取るべき行動があります。
とにかく連絡を
空港に向かっている途中でスカイマークの予約センターに電話を入れ、遅れる可能性があることを伝えてください。
チェックインの締め切り時間を遅らせて待っていてくれることはありませんが、ダメージを最小限に食い止める対策を取ってくれるはずです。
空席あれば変更可能?
チェックインの締め切り時間には間に合わなくても、出発予定時刻より前にカウンターに到着すれば、割引運賃のチケットでも同じ日の空席がある便に変更できる可能性があるかもしれません。
あきらめずに空港カウンターに申し出てみましょう。
何時間前までに空港へ行けばいい?
スカイマークをはじめ、航空各社を利用する場合は、何よりもチェックインの締め切り時間に遅れないようにすることが大切です。
では、空港へ何時間前に行けばいいのでしょうか。
1時間前が目安
空港へは通常、出発予定時刻の1時間前に到着するのが目安といわれています。
お盆や年末年始など帰省ラッシュが予想される時は、普段よりもチェックインや保安検査に時間がかかるため、できるだけ早く到着するようにしましょう。
時間に余裕を持って早め早めに行動を
スカイマークの飛行機に乗る時は、出発予定時刻の1時間前には空港に到着するようにし、20分前までにチェックインを済ませ、15分前までに搭乗口に到着していることが搭乗の際の基本です。
遅れると予約した便に乗れなくなるばかりか、新たにチケットを購入したり、予約取り消し手数料を払ったりと、余計な出費をしなければならなくなります。
スカイマークは、遅刻に対してLCCよりかなり柔軟な対応をしてくれます。
しかし、定時運航率ナンバーワンの航空会社だけに、1人のお客のためにわざわざ締め切り時間を遅らせるようなことはしません。
航空便を利用する時は、遅刻するより早く着き過ぎてしまった方がマシという気持ちで、余裕を持って行動するようにしましょう。