スターフライヤーのマイルの使い方やお得な貯め方をご紹介!
2022年07月4日
スターフライヤーは福岡県北九州市の北九州空港を拠点とする航空会社です。
九州・羽田間を中心に、北九州と大阪、沖縄などを結ぶ便を運航しています。
スターフライヤーといえばなんといっても黒い機体が目を引きます。
もちろん見た目だけでなく、全席革張りシートや91cmの広いシートピッチなど、国内航空会社で随一の乗り心地が高い評価を得ています。
そんなスターフライヤーには、特典航空券を始めとするお得な特典と交換できる独自のマイレージプログラムが用意されています。
この記事ではスターフライヤーのマイルの使い方やお得な貯め方について紹介します。
スターフライヤーのマイルの使い方
スターフライヤーのマイルを貯めると、さまざまな特典と交換できます。
交換できる主な特典は以下の3つです。
- 特典航空券
- アイテム
- 提携ポイント
マイルを特典航空券と交換する
マイルを使えば、無料でスターフライヤーに乗れる特典航空券と交換できます。
この特典を目的にマイルを貯める人は多いのではないでしょうか。
5~600マイル貯めれば、東京・大阪間の片道分が無料になります。
東京・大阪間を6~9往復すれば、おおよそ600マイル貯まるので、出張等で東京・大阪間をよく利用する人ならすぐに貯められます。
お得にマイルを交換できるキャンペーンが開催されることもあるので、定期的に公式HPをチェックすることをおすすめします。
特典航空券は本人以外でも家族、友人でも利用可能
特典航空券は本人や家族だけでなく、会員本人が指名する人なら誰でも利用することができます。
友人との旅行で友人分を用意することもできますし、本人が同行する必要もないため、両親に旅行をプレゼントという使い方も可能です。
アイテムと交換する
スターフライヤーのオリジナルアイテムや、グルメ・生活雑貨などのアイテムと、マイルを交換することも可能です。
アイテム数はあまり多くはありませんが、スターフライヤーのモデルプレーンやタリーズのコーヒーなどが選択できます。
特典航空券を利用する予定がない方は、自分で利用しても構いませんし、プレゼントとして利用するのもいいでしょう。
またスターフライヤー独自のプランとして、フライトシュミレーター体験プランとの交換も可能です。
交換マイルは5,000マイルからと少し高いですが、貴重な体験ができるのでおすすめです。
ポイントと交換する
スターフライヤーのマイルは井筒屋ウィズカードポイントと交換することも可能です。
井筒屋は北九州を拠点とする百貨店なので、よく利用する方にはおすすめです。
スターフライヤーのマイレージ会員に登録する
スターフライヤーのマイルを利用するには、STAR LINK会員に登録しマイレージ会員になる必要があります。
STA LINK会員には入会金・年会費等はかからないので、気軽に登録してください。
会員登録し、ログイン後に航空券を予約すると自動的にマイルが加算される仕組みになっています。
搭乗後でも入会すればマイル事後登録可能
もし搭乗時点でマイル会員になっていなくても、搭乗後に会員登録すれば、マイルの事後登録が可能です。
事後登録の期限は、搭乗日から3ヶ月以内です。
手続きは、公式HPもしくは郵送で受け付けてもらえます。
公式HPの場合は、搭乗日の3日後から手続きできるようになりますので、マイページで手続きしてください。
搭乗券に記載されている情報が必要となるので、手元に準備の上、手続きしましょう。
郵送の場合、「搭乗券」「ご搭乗案内」「保安検査証」のいずれか(原券)と、マイレージ会員情報のメモを事務局に送付することで登録可能です。
郵送の場合、期限は搭乗後3ヶ月以内(必着)となるので、注意してください。
またインターネットで購入できなかった場合など、マイルが自動的に加算されないことがありますので、忘れず事後登録するようにしましょう。
スターフライヤーのマイルの貯め方
スターフライヤーのマイルは、飛行機を利用したとき以外にもさまざまな方法で貯めることができます。
ここでは、マイルを効率的に貯める方法について紹介します。
飛行機に乗る
スターフライヤーのマイル積算率は、運賃の種類によって異なります。
「大人普通運賃」「小児運賃」「障害者割引運賃」など、通常の運賃については100%積算されます。
「STAR1」「株主優待割引運賃」などの優待割引運賃は75%、「そら旅21」「個人包括旅行割引運賃」などの早期割引運賃は、50%の積算率になります。
また「個人包括旅行割引運賃」など、一部の運賃タイプは自動的にマイル加算されないため、事後登録を忘れないようにしてください。
クレジットカードで貯める
飛行機に乗らなくても、日常の買い物などでスターフライヤーのクレジットカードを利用すれば、200円ごとに1マイル貯まります。
上位カードのスターフライヤープレミアムカードであれば、100円ごとに1マイルと通常カードの倍のマイルを貯めることができます。
どちらのカードも初年度の年会費は無料で、入会時に1,000マイルがボーナスとしてもらえます。
次年度以降は年会費が必要になりますが、スターフライヤーカードは年間3万円以上の利用、スターフライヤープレミアムカードは10万円以上の利用で、翌年度の年会費が無料になるため、賢く利用すれば年会費を払う必要はなさそうです。
またスターフライヤープレミアムカードであれば、最高3,000万円までの海外、国内旅行損害保険が付帯しているのでより大きなメリットがあります。
PeX、ネットマイルから交換して貯める
PeXやネットマイルといったポイント交換所を介してマイルに交換することも可能です。
PeXやネットマイルとは、さまざまなサービスで集めたポイントをまとめて管理し、交換できるサービスです。
PeXでは2,000ポイントを100マイルに、ネットマイルでは1,000mileを200マイルに交換することができます。
どちらも、マイルに実際に積算されるまでに約1ヶ月~2ヶ月かかるので、特典航空券を使って旅行するなどの利用予定がある場合は早めに交換をしておきましょう。
一休.comレストランで貯める
一休.comレストランで予約すると、利用した金額に応じてマイルが貯まります。
一休.comレストランは、厳選されたワンランク上のレストランを紹介するオンライン予約サイトで、全国のお店を紹介しているだけでなく、一休.com限定メニューなどもありお得に食事を楽しむことができます。
一休.comレストランを利用して貯まるマイルは、利用金額200円につき1マイルです。
スターフライヤーのダブルキャンペーンで効率的に貯める
スターフライヤーでは不定期でダブルマイルキャンペーンを実施しています。
キャンペーンの対象となっている運賃で飛行機を利用すると、積算マイルが2倍になるので、キャンペーン期間中に利用の予定があればお得にマイルを貯めることが可能です。
キャンペーン内容はその都度変わり、アプリからの予約など条件がついていることもあるので、利用する場合は利用条件をよく確認してから利用するようにしましょう。
また事後登録の期限も、通常と異なっている場合がありますので、合わせて確認しておいてください。
スターフライヤーのマイル会員はランクによって受けられるサービスが違う
スターフライヤーのマイレージ会員は、年間の搭乗回数などによって、「一般」「ALTAIR」「VEGA」の3ランクに分けられています。
「ALTAIR」へは搭乗回数が年間10回以上で一般からランクアップしますし、「VEGA」へは年間30回以上の搭乗が必要です。
「ALTAIR」は10回以上なので、比較的到達しやすいのではないでしょうか。
会員ランクごとの優遇サービスは次表の通りです。
一般会員 | ALTAIR | VEGA | |
---|---|---|---|
必要搭乗回数 | 年間9回以下 | 年間10回以上 | 年間30回以上 |
マイル積算率 | 100% | 120% | 150% |
優待クーポン配信 | × | ○ | ○ |
空席待ち優先取り扱い | × | ○ | ○ |
優先搭乗 | × | ○ | ○ |
手荷物優待 | × | ○ | ○ |
国内線特典航空券優先受付 | × | ○ | ○ |
前方座席指定優待 | × | × | ○ |
空港ラウンジ利用 | × | × | ○ |
年間搭乗回数ボーナス | × | × | ○ |
アプリチャットサービス | × | × | ○ |
専用予約デスク | × | × | ○ |
なお、会員ランクを決める搭乗回数のカウント期間は1月~12月で、優待サービスを受けられる期間は、翌年4月から翌々年3月までです。
搭乗回数をカウントする期間とランク維持期間がずれているので、間違わないようにしてください。
マイルの注意点
貯めるとさまざまな特典があるスターフライヤーのマイルですが、いくつか注意点もあります。
場合によっては、せっかく貯めたマイルが失効してしまうことがあるので注意してください。
マイルの有効期限は取得から3年後の月末まで
スターフライヤーのマイルの有効期限は、取得月の3年後の月末までです。
以前は、取得した月の2年後の年末までが有効期限でしたが、2018年9月以降の取得分から変更されていますので、注意しましょう。
有効期限が過ぎたマイルはすべて無効になりますので注意してください。
なお、マイルの有効期限については、会員メニューで確認できます。
家族名義のマイルとの合算移行や他人へマイルをあげることはできない
スターフライヤーのマイル制度には、家族会員などのサービスがないため、家族が持っているマイルを合算することができません。
もちろん他人へマイルをあげることもできません。
マイルは本人の搭乗分のみ積算されるため、家族それぞれがマイルを貯めたいのであれば、それぞれがマイレージ会員に入会する必要があります。
マイルの合算はできませんが、先程紹介したように、友人分の航空券を自分のマイルで用意してあげることは可能なので、この制度を有効に利用しましょう。
まとめ
黒い機体が特徴的なスターフライヤーは、シートピッチの広い革張りシートを採用するなど、機内での時間を快適に過ごせるよう努めています。
まだ就航路線は多くありませんが、羽田便は充実していてビジネスユースとしては高い利便性を有しています。
就航している空港には24時間空港が多く、早朝・深夜でも便があるのも便利です。うまく利用できれば、マイルもすぐに貯まります。
ダブルマイルキャンペーンなど、マイルが効率良く貯まるイベントも行われていますので、有効活用して賢くマイルを貯めてみてはいかがでしょうか。