スターフライヤー(国内線)の運航状況の確認方法(予約変更、払い戻しも解説)
2022年02月21日
これからスターフライヤーの飛行機に乗る人は、事前に運航状況を確認する方法を覚えておいてください。
出張でも旅行でも、飛行機が急遽飛ばなくなったり、出発が遅れたりすることを、早く知ることができれば、次善の策を考えることができるはずです。
また、欠航や遅延が発生したら、予約を変更したり航空券代金の払い戻しを受けたりしなければなりません。
この記事では次の内容を解説します。
・運航状況の案内
・欠航や遅延をメールで知らせてもらう方法
・欠航と遅延が起きたときの予約の変更方法
・欠航と遅延が起きたときの払い戻し方法
1つずつみていきましょう。
運航状況の案内
スターフライヤーの飛行機の運航状況は、「運航状況のご案内」のページで確認することができます。そのURLは以下のとおりです。
https://www.starflyer.jp/flight-info/?web=1&wdLOR=c3E2AC75D-4AB5-4FCF-9598-76D16F819D20
「運航状況のご案内」のページを開くと以下の画面が出てくるので、出発地、到着地、出発日を入力して「検索」ボタンをクリックします。
仮に「出発地:羽田」「到着地:北九州」「出発日:10月24日」と入力すると、以下のような画面が出てきます。
羽田を7:40に出発するSFJ73便と、11:15に出発するSFJ77便が欠航することがわかります。
9:05発のSFJ75便は定刻どおり出発する予定です。
さらに、SFJ75便は、搭乗口が2番に変更になっていることもわかります。
欠航や遅延をメールで知らせてもらう方法
先ほど紹介した「運航状況のご案内」でも欠航や遅延がわかりますが、この方法は自分で調べにいかなければなりません。
しかし多くの人は「欠航や遅延はないだろう」と思い込んでしまい、調べようとはしません。
そこで、スターフライヤーは、欠航や遅延が発生することを搭乗予定者にメールで知らせる「搭乗案内メール」サービスを行っています。
搭乗案内メールが知らせる内容
搭乗案内メールで知らせるのは、次の情報です。
・欠航になったとき
・搭乗手続きを一時中断したとき
・一時中断した搭乗手続きを再開したとき
・天候状況の確認を実施するとき
・条件つきでの運航となったとき(出発空港への引き返しや、到着空港の変更の可能性など)
搭乗案内メールの設定方法
搭乗案内メールを受け取るには、自身のメールアドレスをスターフライヤーに登録する必要があります。
公式サイトで予約するときに「お客様情報入力」画面が出てくるので、ここにメールアドレスを入力します。
搭乗案内メールの設定は、予約を終えたあとでも行うことができます。
なお、スターフライヤーのメールサービスには「予約確認メール」もありますが、この予約確認メールに登録しただけでは、搭乗案内メールは届きません。
必ず、搭乗案内メールにも登録するようにしてください。
欠航と遅延が起きたときの予約の変更方法
欠航または遅延が起きたとき、予約を変更できます。
悪天候のとき
台風や降雪といった悪天候などの不可抗力によって予約していた飛行機が欠航したり遅延したりしたときは、他の便に変更できたり、運賃の払い戻しを受けたりすることができます。
予約便の変更は、予約していた飛行機の出発日の10日以内に振り替え便の予約を行う必要があります。このとき、差額や手数料は発生しません。
払い戻しは、予約していた飛行機が出発する予定だった日から30日以内に手続きを行ってください。取り消し手数料などは発生せず、全額返金されます。
スターフライヤー都合のとき
スターフライヤーの都合で、飛行機が欠航したり遅延したりすることがあります。
例えば、飛行機が故障したときなどです。
この場合も、予約便の変更または払い戻しができます。内容は悪天候のときと同じで、以下のとおりです。
・予約便の変更:予約していた飛行機の出発日の10日以内に振り替え便の予約を行う
・払い戻し:予約していた飛行機の出発日から30日以内に手続きを行う
また、スターフライヤーの都合での欠航・遅延した場合は、他社の飛行機や、他の交通機関に振り替えることもできます。
他社の飛行機や他の交通機関に振り替えた場合、差額も手数料も発生しません。
さらに、振り替え便などが翌日以降になる場合は、宿泊にともなって必要になる交通費や宿泊費をスターフライヤーが支払います。予約者が交通費や宿泊費を立て替えておき、後日、スターフライヤーに精算を依頼することで、その金額が支払われます。
欠航と遅延が起きたときの払い戻し方法
欠航・遅延が起きたとき、すでに支払った航空券代金の払い戻しを受けることができますが、払い戻し手続きの場所は、1)公式サイト、2)スターフライヤーのコールセンター、3)航空カウンター、4)旅行会社になります。
航空券を購入した場所によって、以下のように払い戻しを受ける場所が変わってきます。
購入場所 | 払い戻し場所 | |||
---|---|---|---|---|
1)公式サイト | 2)スターフライヤーのコールセンター | 3)航空カウンター | 4)旅行会社 | |
公式サイト | ○ | ○ | ○ | ✕ |
スターフライヤーのコールセンター | ○ | ○ | ○ | ✕ |
航空カウンター | ✕ | ○ | ○ | ✕ |
コンビニエンスストア | ✕ | ○ | ○ | ✕ |
旅行会社・旅行サイト | ✕ | ✕ | ✕ | ○ |
払い戻しの期限
欠航になったときの航空券代金の払い戻し期限は以下のとおりです。
・予約を変更できる運賃:航空券購入以降、航空券の有効期間満了日の翌日から起算して30日以内
・予約を変更できない運賃:航空券購入以降、予約便出発予定日の翌日から起算して30日以内