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卒業旅行のおすすめは国内旅行!中学生・高校生・大学生別に予算やホテルの予約など徹底解説!穴場スポットの紹介も

2024年06月26日

学生生活最後の思い出作りに、仲間や友人同士での卒業旅行を考えている学生さんは多いでしょう。

最近は大学生だけでなく、高校生や中学生も仲の良い友達同士で卒業旅行に行く人が増えています。10代の高校生、中学生が自分たちだけで旅行に行くなら、安全面を考慮し、海外ではなく国内の旅行をおすすめします。

大学生も、予算を抑えたいなら、海外より国内旅行がおすすめです。

国内といっても魅力的な観光地がたくさんあり、どこへ、いつ行くのか迷ってしまいますよね。予算はいくら要るのか、ホテルはいつ予約したらいいかなど悩む方もいるでしょう。

しかも、例えば「社会人になったら行けない遠いところで見聞を広めたい」、「近場のテーマパークではしゃぎたい」など大学生と中学生、高校生とでは、卒業旅行の目的が異なるため、大学生と高校生と中学生を一括りにして考えることはできません。

そこでこの記事では、卒業旅行を中学生、高校生、大学生それぞれ年代別に考え、おすすめの行き先を提案します。ディズニーや沖縄といった定番の行き先だけでなく、穴場スポットも紹介していますので、卒業旅行の行き先に悩んでいる方は必見です。

また、予算、旅行する時期や日程、予約のタイミング、旅行の注意点なども併せて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

中学生の卒業旅行は日帰りから1泊2日、親同伴も

中学生の卒業旅行には、次の3つのパターンがあります。

  1. 中学生だけで行く
  2. 保護者同伴で行く
  3. 家族で行く

中学生の卒業旅行はテーマパークに行くのが定番で、居住地から近ければ日帰りで、遠隔地であれば1泊が主流となっています。

中学生だけで行くなら日帰りが多く、遠隔地で宿泊が必要な場合には、中学生だけで泊まることを心配に思う親、または保護者が旅行に同伴することがあります。

家族旅行は、中学生だけの旅行の代わりとして行ったり、中学生だけの旅行とは別に、家族のお祝いの気持ちとして行ったりと、各家庭によって異なります。行き先は、国内旅行として人気の高い観光地や温泉地であることが多く、1泊~2泊の日程で計画するのが一般的です。

安全面を考慮して日帰りまたは親同伴

中学生の卒業旅行の場合、大学生や高校生の卒業旅行とは異なり、中学生だけで泊りがけの旅行に行くことを危惧する親御さんが目立ちます。見知らぬ土地でトラブルに巻き込まれたり、危険にさらされたり、特に女子の親御さんは性犯罪に遭ったりすることを心配します。

そのため、我が子を卒業旅行に行かせず家族旅行を選択したり、日帰り旅行なら許可したりする家庭があります。

日帰り旅行の場合、往復の高速バスとテーマパークのチケットがセットになったパッケージツアーを利用すれば、お得な料金で効率よく遊べる上、中学生の行動範囲がバスとパーク内に限定されるので、親御さんの安心材料となるようです。

しかし、どうしても中学生だけでホテルに泊まりたいという場合は、ひとりでも反対の親御さんがいると、その子供だけ旅行に参加できなくなることがあります。

子供同士が団結して全員で泊まりたいといった場合は、折衷案として、心配に思う親御さんが旅行に同伴することが多いようです。

同伴といっても付かず離れずの距離で見守り、パークでは別行動、ホテルでも親は部屋を隣にとるなどして、問題が起こった時以外親が干渉しないようにすれば、子供の主体性や自律性が侵されることなく、親も子供も旅行を楽しめるでしょう。

中学生の卒業旅行におすすめの行き先と穴場のスポット

中学生の卒業旅行で人気の高いおすすめの行き先と穴場の旅行先を紹介します。

東京ディズニーリゾート(千葉県)

中学生の卒業旅行の行き先で圧倒的な人気を誇るのが東京ディズニーリゾートです。関東地方からは日帰り旅行が可能なので、中学生の卒業旅行の行き先として抜群の人気があります。

関西など関東以外のエリアから行くとなると宿泊を伴いますが、往復の交通とホテル、1DAYパスポートがセットになったパッケージツアーを利用すれば、お得な料金で比較的安全に楽しめます。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府)

関西エリアで人気を誇るのが、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。大阪市内中心部から約30分とアクセスが良いことと、豊富なアトラクションがあるため、1日中思い切り遊べます。

中学生の卒業旅行には、旅行会社が販売している各種日帰りバスツアーの利用をおすすめします。リーズナブルな料金で効率よく遊べます。

おすすめの穴場は?

東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのほかに、宿泊を伴う中学生の旅行で安全に泊まれるところを紹介します。

別荘や民家などに宿泊する

旅行メンバーやその知り合いに自宅を提供してくれる方がいれば、そこを宿泊場所として利用すると費用を抑えられ、かつ保護者の目が届くので安全な旅行ができます

リゾート地に別荘であったり、自宅の敷地の離れであったりする、なおいいでしょう。

ユースホステルに泊まる

ユースホステルは、100年以上の伝統がある若者向け宿泊施設の世界的なネットワークです。国内にも約140か所の宿泊施設があります。

宿泊者同士やペアレント(施設管理者)との交流を大事にするのが特徴で、未成年者だけで泊まることができ、料金は13600円と格安です。

興味のある方はこちらを参考にしてください。

中学生の卒業旅行の予算はいくら?

旅行の費用は行く先や宿泊施設によって大きく変わりますが、日帰り旅行や誰かの家などに宿泊させてもらっても、ひとり当たり15千円~3万円くらいは必要です。

ホテルに1泊するのであれば、3万円~5万円はかかると思っておきましょう。

中学生の卒業旅行では、中学生自身が費用を支払うことはできないため、親がお金を出すことになります。宿泊を伴う旅行であれば、安全性の高い宿泊先を選ぶ必要があるため、それなりの金額がかかることは覚悟しておかなくてはなりません。

安全性を落とさずに少しでも予算を抑えたいなら、交通費や宿泊料、施設利用料などがセットになったパッケージツアーを利用すれば、ホテルと移動手段をバラバラに予約するよりも費用を抑えることができます。早期に予約すればさらにお得になりますよ。

中学生の卒業旅行はいつ行く?

中学生が卒業旅行を行う時期は、中学校を卒業してから高校入学までの間、すなわち3月中旬から4月上旬までに集中します。3月末からは学校全体が春休みとなって各地域の行楽地が混雑するため、できれば卒業式直後から320日くらいの間に行くのがおすすめです。

予約はいつからすればいいの?

国内旅行の予約の申し込みは、半年くらい前から始まります。早期に予約するほど安くしてあるため、家族で卒業旅行に行くなら夏休み頃に予約するといいでしょう。

子供だけで旅行に行く場合であっても、できるだけ早く予約することおすすめします。春休みに行くなら1月中に申し込みを済ませましょう。

中学生の卒業旅行の注意点

この項では中学生の卒業旅行ならではの注意点について解説します。

中学生だけで宿泊できるの?

親御さんの中には、そもそも中学生だけでホテルや旅館に泊まれるのか、と疑問に思う方もいるでしょう。

民法第5条に「未成年者が法律行為をするには、その法定代理人(=親権者)の同意を得なければならない」と定められています。そのため、国内のほとんどのホテル、旅館の宿泊約款には「未成年者だけで宿泊する場合は親権者の同意書を必要とする」と書かれています。

したがって、卒業旅行をする中学生全員の親の同意書があれば、中学生だけの旅行であっても宿泊は可能です。しかし、実際に宿泊できるかどうかは、ホテルや旅館によって異なりますので、事前の確認が必要です。

大手ホテルや旅館であれば、公式サイトに同意書のひな形を置いてあることが多いので、ダウンロードして必要事項を記入し、事前に送付しておきましょう。同意書はコピーして当日子供が持参し、必要に応じてすぐに見せられるようにしておくと安心です。

参考:ディズニーホテル

卒業旅行の宿泊先として人気の高いディズニーホテルでは、以下の条件を満たしていれば、中学生だけの宿泊を認めています。

    • 宿泊者全員が宿泊時点で15歳以上である
  • 宿泊者全員がそれぞれの法定代理人(=親権者)の承諾を得ている

中学生の卒業旅行でディズニーホテルに宿泊する場合、宿泊メンバー全員の親の同意書を宿泊開始日の7日前までにFAXか郵送でディズニーホテルに提出しなければなりません。同意書のひな型はディズニーリゾート公式サイトにあります。

同意書を提出する前にやるべきこと

中学生が卒業旅行を計画している場合、親子でよく話し合うことが大切です。また、できれば親御さん同士も、それぞれの家庭の方針を伝え合っておいたほうがいいでしょう。中学生だけで泊りがけの旅行をすることに積極的な親もいれば、不安に思う親もいます。互いの気持ちを考慮し、みんなが納得できる方向性を導き出すことが大事です。

予約は親がする

中学生の卒業旅行では、親が旅行を許可していることが大前提です。予約はグループの代表の親が、子供と一緒に手続きをするといいでしょう。

親の同意書があっても、18歳未満の未成年のみでの宿泊を許可していないホテルは多いため、予約時に中学生だけでも宿泊ができるか確認しておく必要があります。インターネットで予約する場合は、未成年者のみでの宿泊が可能か、親御さんが確認をしてください。旅行代理店の窓口で予約をするなら、親御さん同伴で窓口に行き担当者に確認してもらいましょう。

なお、旅行会社で予約する時は、ホテルの同意書を使用しなくても、旅行会社指定の同意書に記載して提出するだけで事足ります。

高校生の卒業旅行は日帰りから23

高校生の卒業旅行は、日帰りから23日までの日程で、居住地から比較的近い観光地やテーマパーク、あるいは近隣の都市へと出かけるのが一般的です。

高校生の卒業旅行におすすめの行き先と穴場のスポット

高校生の卒業旅行の行き先は、国内旅行で人気の高いエリアや観光スポットが多いようです。中でもテーマパークは、多数のアトラクションに加えて飲食店、土産物店と1日中遊べる施設が1か所に集約されているため大変人気が高く、多くの高校生に選ばれています。

また、関東なら東京、関西なら大阪といったように地域最大の都市へ出かけてショッピングやグルメを楽しむ旅行も増えています。

ここでは高校生の卒業旅行の行き先として特におすすめしたいテーマパークとエリア、そして穴場のスポットをご紹介します。

おすすめのテーマパーク

これから紹介するテーマパークは、旅行会社が販売しているパッケージツアーを利用するのがおすすめです。テーマパークのチケットと往復の交通やホテルがセットになっているため、自分たちで移動する手段を考える必要がなく、テーマパークで効率よくたっぷりと遊べます。

また、交通手段やホテルをそれぞれ個別に予約する手間が省ける上、バラバラに予約するよりも料金が安くなります。予算を抑えたい方は、パッケージツアーを利用しましょう。

東京ディズニーリゾート(千葉県)

アトラクションのほかにパレードやショー、人気キャラクターとの触れ合いなどディズニーならではの魅力が満載の大人気テーマパークです。ショッピング、グルメ、公式ホテルでのステイとすべての娯楽要素が詰まっており、何日いても飽きません。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府)

ハリウッド映画の世界を体験できるユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、関西を代表するテーマパークです。ディズニーリゾートと比べライド系のアトラクションが多く、男子からの支持が高いのが特徴です。大阪市内中心部から約30分とアクセスの良さも魅力です。

富士急ハイランド(山梨県)

富士急ハイランドは、「FUJIYAMA」「ド・ドドンパ」など国内有数の絶叫系コースターと、お化け屋敷などスリルあるアトラクションで人気の高い遊園地です。

ナガシマスパーランド(三重県)

ナガシマスパーランドは、遊園地のほかに温泉、プール、アウトレットモールなどが一体となった中京圏随一のテーマパークです。名古屋駅、中部国際空港セントレア、桑名駅から直行バスで行けるアクセスの良さも魅力です。

ハウステンボス(長崎県)

ハウステンボスは、長崎県佐世保市にあるオランダの街並みを再現したリゾート地で、東京ディズニーリゾートの約1.5倍の敷地面積を誇ります。アトラクションや直営ホテルなどのほかに、パークを彩る四季折々の花やイルミネーション、美術館といった多くの見どころがあり、特に女性に人気があります。

おすすめのエリア

近場の都市へ日帰りで出かけるだけでなく、関西の高校生が東京へ、関東の高校生が京都や大阪へといったように、遠方の都市へ泊りがけで旅行するのもおすすめです。公共交通機関とホテルがセットになったパッケージツアーを利用すると、費用を抑えることができます。

沖縄

仲間と一緒に美ら海水族館、首里城、国際通りなど定番の観光スポットを回ったり、沖縄グルメを味わったりすると楽しいでしょう。ただし、どこから行くにしても飛行機を使うため、旅行の費用は高くなります。

北海道

旭山動物園、小樽運河、五稜郭など観光スポットを見て回ったり、ラーメンやスープカレーなど北海道グルメを楽しんだりできます。また、スキーやスノーボードでアクティブに過ごすのもおすすめです。ただし、住んでいる地域によっては、旅行の費用は高くなります。

東京

浅草、お台場、原宿、渋谷、新宿、秋葉原などエリアごとに特色がある東京は、地方に住む高校生にとっては憧れの地です。効率よく回るには、行きたい場所やスポットを絞り込んで計画を立てるといいでしょう。

大阪

大阪城やあべのハルカス、道頓堀などを見て回ったり、アメリカ村でショッピングを楽しんだりできます。お笑い好きなら、本場のよしもとの劇場でお笑いライブを楽しむのもおすすめです。

京都

修学旅行でお馴染みの金閣寺や清水寺など定番の寺社仏閣を見て回るだけでなく、京都の今を映し出す京都タワーや京都水族館を訪れるのもおすすめです。和の雰囲気の強い京都ですが、おしゃれなカフェやベーカリーが多く、洋のグルメも楽しめます。

穴場のスポットは?

定番や王道から外れていても、仲間と共に過ごす心に残る卒業旅行プランを紹介します。

フェスやライブで盛り上がる

卒業祝いに好きなミュージシャンのライブに行くのはいかがでしょうか。住まいから遠いエリアで開催されるライブなら、泊りがけで行けば素敵な卒業旅行になります。

開催時期が春休みでなくても、例えば夏のフェスなどを卒業旅行として楽しむのもおすすめです。

スキーや登山などアウトドアを楽しむ

アウトドアで体を動かすのが好きなら、卒業式後の自由になる時間を使って、スキーやスノボを楽しんだり、登山をしたりするのもおすすめです。民宿や山小屋に泊まるのも良い思い出になるでしょう。ただし、高校生だけで宿泊できるかどうかは、事前に確認してください。

ユースホステルで国際交流を楽しむ

ユースホステルは、若者向けの世界的な宿泊施設のネットワークです。国内にもたくさんのホステルがあり、未成年者だけで泊まることができます。宿泊は基本男女別のドミトリーで、料金が13000円台ととても安いのが魅力です。

海外の若者も泊りに来るので、旅行やそれぞれの国のことを合ったりして国際交流してみてはいかがでしょう。

高校生の卒業旅行の予算はいくら?

予算は【宿泊費+交通費+飲食費やお土産代】で見積もるといいでしょう。

まず、宿泊費は11万円、それに目的地までの交通費を加えます。目的地までの距離によって金額は大きく変わりますが、高校生の卒業旅行であれば、12日で3万円、23日で5万円程度が相場です。

費用を抑えるには計画を立てる際、「入場料が高くてもここだけは行きたい」「名物の○○だけは食べたい」など絶対に譲れないポイントは必ず入れて、目的地までの交通手段を変えたり、宿泊先のグレードを下げたりして、コストを抑える工夫が必要です。

コストを下げる方法としてはこれ以外にも、旅行先を近場にしたリ、旅行日程をオフシーズン中の平日に設定したり、宿泊せず日帰り旅行にしたりといった方法もあります。

旅行の目的地が人気の高いテーマパークの場合、往復の交通とホテル、パークのチケットがセットになったパッケージ商品を利用するとかなりお得になります。パッケージツアーへの申し込みは、旅行会社の窓口やWEBサイトでできます。

アルバイトをしてお金を貯めておく

卒業旅行を計画しているなら、1年~半年くらい前からアルバイトをしてお金を貯めておくことをおすすめします。働いて得たお金で旅行するのは自立への第1歩です。これから未来に向かって羽ばたくための良いスタートが切れるでしょう。

高校生の卒業旅行はいつ行く?

高校生の卒業旅行は23月が一般的ですが、卒業後に就職する高校生と進学する高校生とでは、旅行する時期が若干ズレます。

就職する高校生は、学校に行く必要がない1月もしくは2月から卒業旅行シーズンが始まるのに対し、進学する高校生は、2月に受験し3月に結果が発表されるため、3月下旬からが本格的な旅行シーズンとなります。

ただし、最近は推薦入学等で12月中に合格が決まる高校生も増えています。

旅行業界のオフシーズンは12月で料金が安くなりますが、オンシーズンの3月になると料金が大幅にアップするため、可能であればオフシーズン中に旅行するのがおすすめです。

予約はいつからすればいいの?

国内旅行は、旅行をする半年くらい前から予約ができます。23月に卒業旅行するのであれば、予約の申し込みは前年の7月からスタートします。行先等が決まっているなら、できるだけ早く予約したほうが旅行費用を抑えられるのでおすすめです。

とはいえ実際は、ほとんどの方が12月~1月以降に動き出しています。出発間際に予約すると、ホテルなどの選択肢が狭まるため、遅くとも1月中には予約を入れましょう。

予約する段階で細かい旅程を決めておく必要はありません。旅行に行く時期、行き先、宿泊先など予約に必要な最低限のことが決まっていれば大丈夫です。

高校生の卒業旅行の注意点

高校生の卒業時の年齢は満18歳、あるいはまだ誕生日を迎えていなければ17歳です。成人年齢が18歳に引き下げられたとはいえ、社会的な見地からすると、高校生の卒業旅行は未成年者だけの旅行とみなされます。

ここでは、高校生の卒業旅行において注意すべき点を解説します。

未成年者は親の同意書が必要

未成年者だけでホテルに宿泊したり、夜行バスに乗車したりする場合は、保護者の同意書の提示を求められることがあります。旅行会社やホテルの公式サイトなどに同意書のひな型があるので、印刷して必要事項を記入し保護者の署名をもらっておきましょう。

親に旅行のプランを伝えておく

親には宿泊先だけでなく、どこへ、いつ行くのか、例えば「浅草に11時ごろ到着して散策、昼食後、2時にお台場へ」など、おおよその計画を事前に伝えておくようにします。

親が安心するだけでなく、万が一事故に遭ったり事件に巻き込まれたりした時に、親を通じてスピーディな対応がとれます。

飲酒・喫煙・夜遊びはNG

卒業旅行ではつい羽目を外したくなりますが、法に触れるような行為は絶対にやってはいけません。就職や進学が取消されることもあります。

大学生の卒業旅行は23日で九州が人気

大学生の卒業旅行の日数のトップ3は、国内旅行の場合、次のようになっています。

    • 1位:23日(35.8%)
    • 2位:12日(27.7%)
  • 3位:日帰り(27.5%)

参照:阪急交通社における20184月~20193月の申込数

旅行日数3日間以内が全体の9割以上を占めているのに対し、4日間以上の旅行は1割にも満たず、大学生の卒業旅行は短期間という傾向がうかがえます。

行き先のトップ3は、次の通りです。

    • 1位:九州(27.7%)
    • 2位:東海・北陸・甲信越(14.8%)
  • 3位:近畿(13.9%)

参照:阪急交通社における20184月~20193月の申込数

以下4位北海道、5位関東、6位沖縄と続きます。

卒業シーズンである23月はまだ寒く、温暖な気候の観光地や温泉地に行く人が多いようです。23月でも比較的温暖で、グルメやショッピングが楽しめる九州は、多くの大学生が卒業旅行の行き先としています。

2位の東海・北陸・甲信越は、関東、関西方面から比較的近く、アクセスが良いこともあって気軽に行ける人気エリアです。

3位の近畿、4位の北海道、5位の関東は、人気度の差がほとんどありません。いずれのエリアも、大学生を引き付ける観光スポットや独自のグルメがたくさんあるのが特徴です。

6位の沖縄は、年間を通じて観光客の絶えない人気の観光地ですが、23月は沖縄といえどもまだ本格的に泳げないため、マリンスポーツを楽しみたい大学生にはやや不向きです。

大学生の卒業旅行におすすめの行き先と穴場のスポット

大学生の卒業旅行の行き先として人気のあるエリアの中でも特におすすめできるスポットを紹介します。併せて穴場もとりあげるので、参考にしてください。

九州エリアのおすすめスポット

博多(福岡県)

とんこつラーメン、明太子、もつ鍋など、博多グルメは大学生に大人気です。中州の屋台で地元の方々との触れ合いを楽しみながらいただきましょう

ハウステンボス(長崎)

ハウステンボスは、古き良き時代のオランダの街並みを再現したテーマパークです。東京ドーム33個分の広大な敷地面積を誇る、九州随一のリゾート地でもあります。四季折々の花やイルミネーションも魅力です。

別府温泉(大分)

温泉が好きなら日本一の温泉地である大分県は外せません。中でも別府温泉は小さな町の中に8つの温泉郷があり、それぞれ異なった泉質の温泉巡りが楽しめます。

糸島(福岡)

福岡県の西端に位置する糸島は、福岡都心からのアクセスが良い風光明媚な地域です。近年、住みたい街、訪れたい観光地として人気が急上昇しています。

九州の穴場スポット

屋久島(鹿児島)

鹿児島県の屋久島は、樹齢4000年以上の屋久杉をはじめ、太古の自然が今でも見られる魅力にあふれた世界自然遺産の島です。登山やトレッキングが好きな方なら一度は訪れたい秘境スポットです。

東海・北陸・甲信越エリアのおすすめスポット

金沢(石川県)

北陸新幹線開通により東京からアクセスしやすくなった金沢は、風情ある街並みが人気です。金沢グルメを支える近江町市場や、建物自体がアーティスティックな金沢21世紀美術館などは必見のスポットです。

軽井沢(長野県)

日本を代表するリゾート地軽井沢は、明治時代に外国人が避暑に訪れて以来、風光明媚な土地に西洋文化が根付いたおしゃれな町です。かわいらしいカフェやベーカリーなどが立ち並んでいて、グルメ散策も楽します。

富士山(静岡県/山梨県)

日本一の富士山に登るのも、思い出に残る卒業旅行になるでしょう。時期を夏休みに早めて、ぜひチャレンジしてみてください。

名古屋(愛知県)

東海地方の中心地である名古屋には、味噌カツや手羽先、ひつまぶしやきしめんなど魅力ある「名古屋めし」がいっぱい。観光と共に楽しめます。

東海・北陸・甲信越エリアの穴場スポット

阿智村(長野県)

23000m級の山々が連なる長野県は、星空が美しいことで知られています。中でも阿智(あち)村は、環境省の「星が最も輝いて見える場所」第1位に認定された日本一星空のきれいな村。訪れたい穴場スポットです。

近畿エリアのおすすめスポット

大阪(大阪府)

たこやき、お好み焼きなど独特の「粉もん」グルメが人気の大阪は、昔から食い倒れの街といわれています。グリコのネオンでお馴染みの道頓堀や、昭和レトロな通天閣、地上300mの高層ビル、あべのハルカスなど、新旧雑多な見どころが入り混じっているのも魅力です。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府)

東の東京ディズニーリゾートに対して、西のユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、大阪市内中心部から約30分とアクセスが良く、大阪城など大阪市内中心部の観光と併せて楽しめるのが魅力。豊富なアトラクションで遊び倒せます。

京都(京都府)

世界的な観光地古都京都は、着物をレンタルして風情ある街並みを歩くといい思い出になるでしょう。おしゃれなカフェや和スイーツ店巡りもおすすめです。

アドベンチャーワールド(和歌山県)

アドベンチャーワールドは、ジャイアントパンダの「結浜」「楓浜」をはじめ、イルカショーやサファリワールドなど、動物とのふれあいが楽しめる関西を代表するパークです。

近畿エリアの穴場スポット

竹田城跡(兵庫県)

竹田城跡は、雲海に包まれた姿が幻想的な「天空の城」と呼ばれる山城。一度は見て見たい穴場スポットです。

北海道エリアのおすすめスポット

札幌(札幌市)

北海道一の大都市札幌には、雪まつりでお馴染みの大通公園をはじめ、時計台、北海道庁旧本庁舎など観光スポットがいっぱいあります。また、ビールとジンギスカンで有名なサッポロビール園、ススキノのラーメン横丁など北のグルメも外せないポイントです。

旭山動物園(旭川市)

動物本来の行動をそのまま見せる展示方法で大人気の旭山動物園。23月は冬限定のペンギンのお散歩が見られます。かわいいペンギンのヨチヨチ歩きは見ているだけで癒されます。

小樽運河(小樽市)

13月のガス灯が灯る小樽運河沿いに建ち並んだレンガ積みの倉庫には雪が降り積もり、幻想的な雰囲気を醸し出しています。多くのおしゃれなお店が建ち並んでいますので、寒さを忘れて楽しめます。

函館(函館市)

函館は、「100万ドルの夜景」と称される函館山の夜景や歴史に名を成す五稜郭、活気あふれる函館朝市、坂の多い街並みなど見どころにあふれています。

北海道エリアの穴場スポット

べつかい氷平線(別海町)

べつかい氷平線とは、北海道の東端に突き出た野付半島の根元にある別海町で見られる13月限定の現象です。野付湾が凍って一面氷の大地となり、その上を歩いたりソリに乗ったりできる絶景の穴場です。

関東エリアのおすすめスポット

浅草(東京都)

浅草は、海外からも大勢の観光客が訪れる江戸の下町情緒にあふれた人気の観光スポットです。浅草寺、雷門、仲見世通りなどを、お団子やきんつばを食べながらそぞろ歩きができます。

東京スカイツリー(東京都)

東京スカイツリーは、東京タワーに変わる新しい東京のシンボル。展望台からは大都会東京が一望できます。スカイツリーの根元にあるソラマチでのショッピングやグルメも魅力です。

秋葉原(東京都)

電気街とオタクの街、秋葉原は、アイドルやアニメなどJAPANサブカルチャーを牽引する、外国人にも人気の高いホットなスポット。メイド喫茶を体験したい方にもおすすめです。

中華街(神奈川県)

神奈川県横浜市の中華街は、国内最大のチャイナタウン。本場の味が楽しめる中華料理や中華雑貨店がズラリと建ち並び、異国情緒にあふれています。隣接する元町は、ハマの伝統あるおしゃれストリート。ショッピングにおすすめです。

関東エリアの穴場スポット

小笠原諸島(東京都)

小笠原諸島は、都心から約1000㎞離れた南洋上にある世界自然遺産の島です。本土との交通は週1便の定期船と、不定期のクルーズ船だけ。時間のある大学生のうちにぜひ訪れたい穴場スポットです。

沖縄エリアのおすすめスポット

美ら海水族館(本部町)

美ら海水族館は、年間300万人が訪れる沖縄観光旅行の定番スポット。大きなジンベイザメが悠々と泳ぐ巨大な水槽は、沖縄の豊かな海そのものです。

ホエールウォッチング(座間味島)

慶良間諸島の座間味島には、毎年13月にザトウクジラが出産や子育てのためにやってきます。豪快なクジラのジャンプが間近に見られるホエールウォッチングは卒業旅行におすすめです。

国際通り(那覇市)

国際通りは、沖縄のお土産がすべてそろう沖縄観光の中心地。沖縄グルメを満喫できる飲食店が多く、沖縄らしさに浸れます。

古宇利大橋(古宇利島)

ティーヌ浜のハートロックで知られる古宇利島と、名護市の屋我地島との間にかけられているのが古宇利大橋(こうりおおはし)。橋から見渡せる青い海は、言葉を失う程の絶景です。

沖縄エリアの穴場スポット

プロ野球春季キャンプ見学ツアー

国内の多くのプロ野球球団は、温暖な沖縄で春季キャンプを行います。プロ野球ファンなら、キャンプ見学は穴場の卒業旅行先かもしれません。試合とは違う選手の姿が見られ、シーズンインが待ち遠しくなるでしょう。

大学生の卒業旅行の予算はいくら? 

国内旅行の場合、予算は5万円~10万円を目安にするといいでしょう。東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどのテーマパーク、有馬温泉や別府温泉などの温泉地、京都や金沢などの観光地なら5万円程度で行けます。

沖縄や北海道など観光スポットが多い上、飛行機を利用する地域への旅行は、予算を10万円程度見込んでおくといいでしょう。

行き先は同じでも旅行日数や宿泊するホテルのグレードによって、金額は大きく変わります。

旅行の予算をできるだけ抑えるには、どうすればいいでしょうか。

予算を抑えるためにすべきこと

卒業旅行の費用を抑えるための方法を紹介します。

学割を利用する

多くの観光施設や宿泊施設、公共交通機関は学生割引料金を設けています。大学在学中はもちろんのこと、卒業式後であっても331日までは学割が適用されるので安心して利用しましょう。

ただし、大学の学生証は卒業式の時点で返還するため、卒業式後は学生の身分を証明するものがありません。運転免許証や保険証など生年月日がわかる証明証があれば身分が保証され、学割適用対象となるので忘れずに持参しましょう。

早割を利用する

航空券やホテルなどの料金は、早割りといって予約するのが早ければ早いほど安くなります。行先や行く時期が決まったら、できるだけ早く予約したほうがお得です。

格安な交通手段を利用する

目的地が遠距離の場合、飛行機や新幹線を使うより、高速バスや夜行バスを利用したほうが支出を抑えられます。特に夜行バスは、宿泊費用も抑えられるため一石二鳥です。

飛行機しか交通手段がないところでも、LCC(格安航空便)を利用すれば安く行けます。

また、鉄道をメインにした旅行なら「青春18きっぷ」を使うのもおすすめです。全国のJR普通列車が5日間乗り放題になるお得な切符で、5人以内のグループで使うこともできます。青春18きっぷが利用できる期間は31日~410日までなので、時期的にも卒業旅行に最適です。

アルバイトをする

予算を抑えるのではなく、アルバイトをして旅行費用として十分なお金を稼ぐというのもおすすめです。自分で貯めたお金で旅行するのは、社会人になるためのステップボードとなるでしょう。

不要な品物を売る

卒業旅行の費用を稼ぐのに、最も手っ取り早い方法は、卒業に当たり不要となった品物をフリマサイトなどで売ることです。パソコン、家電、ブランド品など、これからの生活に必要ないものは、売ってお金に替え旅行費用に充てましょう。

大学生の卒業旅行はいつ行く?

大学生の卒業旅行は、春休みとなる23月がピークです。高校生や中学生の卒業旅行シーズンとも重なる上、最近は訪日外国人も増えているため、混雑は避けられないでしょう。

春休みに卒業旅行をするなら、できるだけ早く、2月中か遅くとも3月初旬までに行ったほうが出費を抑えられます。卒業旅行を済ませてから、3月下旬の卒業式に臨むスケジュールを組むといいでしょう。

あるいは、人生で最も自由になる時間がある大学生だからこそ、時期を大幅にずらした旅行もおすすめです。夏休みなどを有効に使えば長期間の旅行することができます。

予約はいつからすればいいの?

23月の卒業旅行の予約は、7月頃から予約受付がスタートしますが、実際に予約するのが多いのは1月です。行き先が決まっているなら、できるだけ早く予約したほうが料金を安く抑えられるため、夏休みが明けてすぐに予約をするくらいのタイミングがおすすめです。

大学生の卒業旅行の注意点

大学生の卒業旅行では、学生生活最後の思い出になるからと、つい羽目を外したくなりますが、周囲からは大人と見られていることを忘れずに、節度のある行動で旅行を楽しみましょう。

まとめ

楽しい卒業旅行をするためには、事前にしっかりとした計画を立てることが大事です。しかし、あまりにも細かな計画を立てるとスケジュールに振り回され、楽しみが半減します。

トラブルにさえならなければ、多少のハプニングは旅行の想定内。予定通りにいかなかったり、思い描いていたようにならなかったりしても、後々笑い話となる良い思い出になるものです。

本記事を参考に、思い出に残る卒業旅行を楽しんでください。

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