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北海道新幹線が開通!それでも負けない飛行機の魅力

2022年10月6日

2016年3月26日、本州の青森と札幌を結ぶ北海道新幹線が開業します。
終点札幌までの延長は、2031年の春を予定。今回開通するのは、函館空港のある函館と東京を結ぶ路線です。

これまで函館から東京まで鉄道で行くには、特急と東北新幹線を乗継ぎ、片道で5時間半から6時間の所要時間がかかっていました。

しかし、函館本線の渡島大野駅が新しく生まれ変わる函館北斗駅から東京駅まで直通の、北海道新幹線を利用すれば、およそ4時間~4時間33分まで短縮されます。

2015年の北陸新幹線開業では、首都圏から石川県、富山県方面へお手軽な旅行が可能になり、多くの観光客を呼びこみました。

これに続く北海道新幹線も、道南への観光誘致へ強い期待が集まるかとおもいきや。
地元・北海道の声を調べると、その経済効果を冷ややかに見る向きが優勢です。

北海道新幹線と飛行機。
東京と北海道を結ぶ2つの路線を比較して、その理由を探りました。

祝・北海道新幹線開通!しかし、苦戦が予想される理由とは

北海道新幹線の苦戦が予想される理由としてまずあげられるのが、新幹線と飛行機を比べた場合の、圧倒的な所要時間の差にあります。

東京駅~新函館北斗駅の最短所要時間は、最速で4時間2分。

しかし、東京(羽田)~函館を結ぶ飛行機は、片道およそ1時間20分と1/3以下の所要時間です。

そのため観光誘致の面でみると、北海道新幹線の開通で、どれほど利用客が伸びるか、疑問の声があがっているのです。

また函館空港は、北海道各地へ運行しているJR函館駅のある函館市街の中心部まで3kmほどの距離。
ホテルや民宿の数多く集まる湯の川温泉もほど近く、到着後のアクセスも良好です。
対して北海道新幹線の開通する新駅・函館北斗駅は、市街中心部からおよそ10kmと、大きく離れている点も懸念されています。

この函館市街地へのアクセスを補うため、函館北斗駅の周辺にはバスプールの整備が進み、各レンタカー会社も出店をはじめました。

通常料金では新幹線が有利!とはいえ、割引価格で比べると…

北海道新幹線は、アクセスのデメリットを覆す、価格の割安感を強く押し出しています。

羽田空港と函館空港を結ぶ空路の料金は、北海道を中心に国内各地を結ぶ格安航空会社、エア・ドゥ(AIR DO)の通常料金で27,390円。
ANA(全日本空輸)、JAL(日本航空)など大手レガシーキャリアの通常料金は35,490円になります。

対して北海道新幹線の新函館北斗駅~東京駅の料金は、運賃、料金の合計で22,690円と、割安な価格に収まっています。

しかし、割引価格で比べると、新幹線は年会費1,030円で入会できる『スーパーモバイルSuica特急券』を利用した場合の15,460円が最安値。

そして飛行機チケットでは、最安13,390円。(2016年3月現在)
便数や時間帯は限定されるものの、各航空会社の早割などをうまく利用すれば、通常価格からおよそ70%OFFになるお得な北海道への格安航空券が選べるので、価格の面でも依然、飛行機に軍配があがります。

冬場の北海道旅行では、悪天候に強い新幹線も選択肢に!

ここまでで見ると、新幹線にはメリットがないように思えますが、鉄道には冬場の北海道旅行に欠かせない、『悪天候に強い』という大きな魅力があります。

北海道行きの飛行機は、天候不順や降雪による機材到着の遅れにより、運行が不安定になりがちです。
また、北海道へ到着する便は着陸時、気流の関係で揺れやすい点も、乗り物に弱い方や、小さなお子様を連れた旅行では注意が必要。

旅行当日の悪天候が予想される場合、北海道新幹線は頼もしい足の選択肢となるでしょう。

また、高層ビルの立ち並ぶ東京から東北地方の豊かな田園風景、そして青函トンネルをくぐり抜け、北海道の広大な大地へ移り変わる車窓の眺めは、それ自体が忘れられない旅の思い出になります。

東京から北海道まで乗り換えなしで行ける北海道新幹線。
これからの北海道旅行では、シーズンや目的にあわせ、お得な格安飛行機と上手に使い分けましょう!

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