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LCCピーチ・アビエーション成田空港へ拡大戦略!

2021年04月23日

格安航空会社(LCC)として好調な業績を維持する「ピーチ航空」。
大規模な拡大戦略を発表したことで話題を呼んでいます。

早くも3月29日より成田空港の路線増を行なっており、例えば札幌(新千歳)線では、国内LCC3社が競合する初めての事態となっています。

ローコストなビジネスモデルであるがために、「すみ分け」の必要性が重要視されるLCCですが、今回の拡大戦略で競争の激化は避けられない情勢です。

他のLCCがどのような対策を講じるか、サービスの差別化、料金改定の両面に注目が集まっています。

とはいえ、ピーチ・アビエーションにも問題がないわけではありません。

慢性的な機長不足、関西国際空港に比べて制約が多い成田空港ならではの課題…2014年5~10月にかけては2000超の減便を実施しており、今回、首都圏への本格進出を図ることで、新たな市場を開拓する狙いがあることは言うまでもありません。

ピーチ・アビエーションの就航は2012年。
現在まで関空をベースとする路線体系で着実に知名度を広げています。

一方で、バニラ・エアやジェットスター・ジャパン、春秋航空など、ライバルとされる同業他社も順調に路線を拡大。

これまでピーチは、まだ他のLCCが進出していない路線を「先取り」することで業績を伸ばしてきましたが、今回打ち出した拡大戦略では明確に競合の姿勢を示しており、LCCのさらなる競争激化は避けられない見通しとなっています。

当然、航空チケット料金の引き下げなど予想されますが、日本の消費者は「安いだけ」では取り込みが難しいともいわれます。

どのような形でサービスの差別化が図られるのか…LCCが新たな局面を迎えたといえるのかもしれません。

すでにピーチ・アビエーションは空港だけではなく羽田の国際線拡大も検討中。
深夜・早朝枠を重点的に拡充し、「未開の市場」獲得に乗り出しています。

既存の航空会社と競争する時代から、LCC同士の全面対決へ。
航空ビジネスの「パラダイムシフト」は、今後も加速することが予想されます。

そんな中、ピーチは搭乗率9割を超す便も多数。
国内LCCの先駆者として、次にどのような手を講じるのか、一消費者の立場からも気になるところです。

現状においては、航空産業の人材が首都圏に集中しており、LCC各社は慢性的な人材不足に頭を悩ませています。

すでに欧米ではLCCの人材確保(リクルート)システムが確立されていますが、日本ではやや立ち遅れた感が否めません。

人とモノ、両立してこその航空産業。
今後は外国人パイロット、外国人CAの積極的な登用など、人材面での変革も見られることでしょう。

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