領収書が欲しいときはどうすればいい?再発行はしてもらえる?
2024年02月9日
出張などで飛行機を利用した場合、交通費の経費精算のために領収書が必要なときがありますね。また個人事業主であれば、確定申告の際に領収書が必要です。
この記事では、スカイマークのチケットを購入したときに、領収書を発行する方法について解説致します。
また、領収書に関して問題が起きたときの対処法についてもお伝えしますので、最後までご覧ください。
領収書が欲しいときは空港カウンターまたはホームページで発行できる
領収書は、空港カウンターまたはホームページで発行してもらえます。それぞれの方法を詳しく解説します。
空港カウンターで発行する方法
航空券は、まず予約し、それから代金を支払うという流れで購入します。空港カウンターで購入する場合は、航空券代はその場で支払いますから、支払いと同時に領収書は発行されます。
なお、空港カウンターでは現金とクレジットカードで支払えます。
また、すでに支払いが済んでいる方は自動チェックイン機で搭乗手続きをするときに領収書を受け取れます。自動チェックイン機とは、チェックインカウンターに並ぶことなく搭乗手続きができる液晶の操作パネルがついた機械です。スカイマークのイメージカラーである黄色の機械が空港カウンターの近くに設置されています。
自動チェックイン機で領収書を発行する方法は以下の通りです。
- 搭乗手続きの方法を選ぶ
- 預ける手荷物のあり/なしを選択する
- 領収書の発行を選択する
自動チェックイン機で領収書を発行できるのは、空港カウンターまたはインターネットで支払いが済んでいる方のみです。旅行会社で航空券を購入した場合は、旅行会社でしか領収書は発行できません。また、コンビニで支払い済みの方は、コンビニで発行されたお客様控えが領収書となります。
ホームページから発行する方法
領収書は、スカイマークのホームページからも発行できます。
スカイマークには、「領収書データWEB表示サービス」というサービスがありますので、そのサービスにアクセスし領収書データを表示して印刷します。
「領収書データWEB表示サービス」で領収書データを表示する手順は以下の通りです。
- スカイマークホームページの「確認・購入・変更」をクリック
- 「領収書・証明書」をクリック
- 予約番号が分かる場合は「予約番号から確認」の欄に必要情報を入力し「予約確認」をクリック。照会番号から調べる場合は「照会番号から確認」の欄に必要事項を入力し「予約確認」をクリック
- 表示された予約内容を確認し、「領収書を表示する」をクリック
- 領収書の宛先を入力し、「表示」をクリック(宛先は空欄でも可)
注意点しなければならないのは、「領収書データWEBサービス」はあくまでも領収書の情報を表示させたものであり、印紙課税の対象ではないということ。その形式でも領収書として経理処理に使えるかどうかは、提出先に問い合わせてください。
また、「領収書データWEBサービス」は、スマートフォンからは利用できません。PCサイトからご利用ください。
「領収書データWEBサービス」を活用しよう
「領収書データWEBサービス」は、スカイマークホームページや予約センター、空港カウンターで購入した航空券の領収情報を画面上に表示するサービスです。
ただし、領収情報が表示される期間は決まっています。期間は、航空券を購入した日から1年間です。その期間であれば、何度でも表示できます。
搭乗日ではなく、購入日から1年間ですので注意しましょう。
また、表示する領収書の宛先は、最大28文字まで自由に記載できます。
スカイマークでは、領収書をメールで送付するサービスを行っていませんので、「領収書データWEBサービス」を活用しましょう。
会社によっては、領収書に加え「搭乗証明書」の提出を求められることがあるかもしれません。飛行機のチケットは高額のため、チケットを購入後に払い戻しを行い、領収書だけを手元に残すといういわゆる「カラ出張」ができてしまうからです。
この「搭乗証明書」の発行も「領収書データWEBサービス」で行えます。手順は以下の通りです。
- スカイマークホームページの「確認・購入・変更」をクリック
- 「領収書・証明書」をクリック
- 予約番号が分かる場合は、「予約番号から確認」の欄に必要情報を入力し「予約確認」をクリック。照会番号から調べる場合は「照会番号から確認」の欄に必要事項を入力し「予約確認」をクリック
- 表示された予約内容を確認し、「搭乗証明書」をクリック
- 表示したい便のチェックボックスにチェックを入れ、「表示」をクリック
この「搭乗証明書WEB表示サービス」は、航空券を購入してから1年間、搭乗後に表示可能です。例えば2020年1月15日に購入し、2020年3月1日に搭乗した場合、表示できる期間は2020年3月1日から2021年1月15日までです。
「領収書データWEBサービス」が選択できない理由とは?
「領収書データWEBサービス」が利用できないことがあります。考えられる理由は次の2つです。
表示期間が過ぎている
「領収書データWEBサービス」が利用できる期間は、航空券を購入した日から1年間です。1年を過ぎた予約については表示されません。
旅行会社で支払いをした
旅行会社で購入した航空券の領収書は、「領収書データWEBサービス」では表示されません。旅行会社に相談しましょう。
こんなとき、領収書の発行はどうしたらいい?
領収書の発行に関して、困った状況になることがあります。想定されるいくつかの状況について、ここから解説します。
1度発行してもらった領収書を紛失してしまった
残念ながら、領収書の再発行はしてもらえません。
それでも、「領収書データWEBサービス」は利用できます。「領収書データWEBサービス」は、スカイマークホームページや予約センター、空港カウンターで購入した航空券の領収情報を画面上に表示するサービスです。
領収内容を証明するという点では、最初に発行してもらった領収書と変わりありませんが、電子文書となるため印紙課税の対象にはなりません。
領収書として使用できるかどうかは、会社の経理担当などに問い合わせてください。
領収書の宛名を会社名にして欲しい
自分のクレジットカードで支払いをし、費用を会社に請求したいときがあります。その際、領収書の宛名を会社の名前にしたいですよね。この場合、2つの方法で発行することができます。
まず1つ目が、空港カウンターで発行する方法です。空港カウンターで搭乗手続きをするときに領収書の宛名を会社の名前にしたいと申し出ましょう。
2つ目に、「領収書データWEBサービス」にて領収情報を表示させ印刷する方法です。すでにクレジットカードやコンビニで支払い済みの航空券であれば、「領収書データWEBサービス」にて会社名を宛名にした領収情報を表示させ印刷できます。
領収書の但し書きには何を書けばいいのでしょうか。
一般的には「出張費として」や「航空券代として」などと書きますが、会社の規定によっては「○○空港から○○空港まで」や便名などを記載する必要があるかもしれません。
事前に経理担当に確認しておくことをおすすめします。
予約を取り消した際の取り消し手数料の領収書が欲しい
スカイマークでは、予約取り消し手数料が最大5,000円かかります。その予約取り消し手数料の領収書が欲しい場合は、スカイマークホームページ、予約センター、空港カウンターで発行してもらえます。
また、予約の一部だけを取り消した場合であれば、「領収書データWEBサービス」にて取り消し手数料の領収書を表示し印刷します。
予約をすべて取り消した場合は、「領収書データWEBサービス」にデータが表示されませんので、予約センターもしくは空港カウンターで手続きをする必要があります。
コンビニで支払いをした航空券の領収書
コンビニで支払いをしたとき、領収書は支払いを受けたコンビニが発行します。
最近のレシートは支払いをした日時・サービス・金額などがきちんと印字されているため、税法上は領収書と同じものとして扱われています。ただし、会社のルールとしてレシートを領収書として認めていない可能性もありますので、経理担当に確認しておくことをおすすめします。
また、搭乗手続きには、コンビニ支払い時の領収書や予約番号、チェックイン用のバーコードなどが必要になりますので、きちんと保管しておくようにしましょう。
注意しなければならないのは、コンビニで支払いをした場合は、スカイマークからは領収書を発行してもらえないことです。また、紛失した場合、コンビニで再発行をしてもらうこともできませんのでなくさないようにしましょう。
ただし、スカイマークの「領収書データWEBサービス」を利用することはできます。
コンビニ払い時の領収書を紛失してしまい、どうしても領収書が必要な場合は、「領収書データWEBサービス」を利用しましょう。ただし、領収書として使用できるかどうかは、会社によって対応が異なります。
複数名の航空券を一括クレジットカードで支払ったが、個別に領収書が欲しい
複数名の航空券を一括でクレジットカード支払いしたものの、個別で領収書が欲しいときはどうしたらいいでしょうか。
この場合、空港カウンターでの手続きが必要となります。一括で支払ったときの領収書を持ってスカイマーク空港カウンターへ行きましょう。
ただし、この方法ができるのは、スカイマークホームページ、予約センター、空港カウンターで購入した場合だけです。
コンビニで支払いをしている場合は、コンビニで受け取った受領書が領収書となるので、スカイマークで発行することはできません。
また、旅行会社で航空券を購入した場合は、旅行会社に対応してもらえるかどうか尋ねてください。
まとめ
スカイマークでチケットを購入したときの、領収書に関する情報をお伝えしました。
会社に経費として申請する場合や、個人事業主が確定申告をする際は、領収書は必須となりますね。
支払い方法や購入場所によって手続きが異なりますので、よく確認してください。
また、基本的に領収書の再発行はできませんので、紛失しないように気をつけましょう。