スカイマークはwifiが使えない!インターネット非接続のおすすめ暇つぶし方法を紹介
2024年02月9日
飛行機に乗る時、機内でどうやって時間をつぶそうかと、あれこれ迷ってしまうことはありませんか。
インターネット全盛の現代、wifi環境のない飛行機内でどう過ごしていいか思いつかない人は多いのでは?
この記事ではスカイマークのwifi環境について解説し、おすすめの暇つぶし方法を紹介しているので参考にしてください。
スマホは機内持ち込み可能だがインターネットは使えない
スマートフォンやノートパソコンなど電子機器は、機内に持ち込んでも預け入れてもかまいませんが、ちょっとした刺激で壊れてしまう精密機器のため、機内に持ち込む人が多いようです。
しかしスカイマークでは、機内に持ち込んだ電子機器をwifiに接続してインターネットを使うことはできません。
機内でポケットwifiは使えない
また、スマートフォンだけでなく、飛行機内では電波を発する機器の使用が航空法で禁止されているため、スカイマークに限らず、全航空会社の飛行機内でポケットwifiも使うことができません。
機内ではポケットwifiの電源は必ず切っておきましょう。
機内でインターネットができない理由
飛行機の機内でインターネットを使用することができないのには、安全上の理由があります。
スマートフォンやパソコンなどの電子機器は、wifiに接続する際、電波を発します。
この電波の周波数が、飛行機を目的地まで安全に誘導するために管制塔が発する電波の周波数に近いため、機内の電子機器から飛行機の外部に向かって電波が発せられれば、飛行機は管制塔の発する電波と誤認してしまう可能性があります。
もしそうなったらと想像しただけでも恐ろしいですよね。
そのため、機内での波を発する機器の使用が禁じられているのです。
機内で電子機器の電源をオンにしたまま地上にいる時と同じようにインターネットを利用すると、航空法に違反したことになり50万円以下の罰金刑に科せられるので注意してください。
機内持ち込み電子機器は機内モードに設定
機内に電子機器を持ち込んだ際は、電波を発しないよう電源をオフにして電子機器を使用できないようにしていましたが、2014年の航空法の改正で、電源をオフにするか、電波を発しない機内モードに設定するかのどちらかが選べるようになりました。
スカイマークでは、飛行機の出発準備が終わりドアが閉まった瞬間から到着後の滑走が終了するまでの間、機内に持ち込んだ電子機器の電源を切るか、機内モードに設定するよう機内アナウンスが流れるので案内に従いましょう。
使用が制限される電子機器
機内に持ち込んだ際、電源をオフにしたり、機内モードに設定したりしなければならない電子機器は、次のような機器です。
- 携帯電話、スマートフォン
- パソコン
- タブレット
- 電子ゲーム機 など
作動時に電波を発しない次のような機器は常時使用可能です。
- テレビ
- ラジオ
- ビデオカメラ
- デジタルカメラ
- DVDプレーヤー
- 電子辞書 など
スカイマークには機内wifiがない
飛行機内ではwifiに接続できないためインターネットが使えません。しかし、最近、一部の航空会社の飛行機でインターネットが使えるようになってきました。
機内wifiサービス
2023年6月現在、JALとANAの機内ではインターネットが楽しめます。
機内に特殊なwifi環境を整えているためで、乗客は機内に持ち込んだ電子機器を機内モードに設定した上でwifi機能をオンにすればインターネットを利用できます。
スカイマークも2014年8月7日から2015年1月31日まで、エアバスA330-300型機内に専用のwifi環境を整備し、サービスを提供していましたが、同機材の運航停止に伴い、機内wifiサービスを終了しました。
現在も同サービスは復活していないため、スカイマークではインターネットを利用することができません。
Bluetoothイヤホンは使用可能
スカイマークの機内ではインターネットが利用できないため、退屈に感じる方もいるでしょう。
しかし現在はスカイマークをはじめ、ほとんどの航空会社でBluetoothの使用を認めています。
インターネットができなくてもBluetoothが使えれば、地上で使い慣れたワイヤレスイヤホンを持ち込んで音楽が楽しめます。
機内でBluetoothが使える理由
Bluetoothは、ワイヤレスイヤホンとスマートフォン、マウスとパソコンといったように、2つの限定された機器同士をつなぐ通信です。
通信の有効範囲が10m以内と飛行機の内部で完結し、電波が飛行機の外部へは届きません。
そのため管制塔の発する電波を脅かすことはなく、安全な航行が維持できるため、2014年の航空法改正で機内でのBluetoothの使用は正式に許可されました。
機内モードにしてBluetoothをオン
スカイマークの機内ではBluetoothが常時使用できます。
ただし、Bluetoothを使う際は、スマートフォンなどの電子機器を必ず機内モードに設定してからBluetoothをオンにしましょう。
機内でBluetoothが使えれば、手持ちのワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドホンを持ち込んで音楽や動画が楽しめます。
さらに、ノイズキャンセリング機能が搭載されたイヤホン、ヘッドホンなら、飛行中のエンジン音や周囲の人の話し声などが消去されるため、音楽や動画の世界にどっぷり浸かれますよ。
イヤホンの貸し出しはない
スカイマークはオーディオの機内サービスを実施していません。
機体によっては座席にオーディオサービスを聴くためのイヤホンジャックがついているものもありますが、イヤホンの貸し出しサービスは行われていません。
機内で音楽を聴きたいなら、あらかじめスマートフォンに聴きたい曲をダウンロードしておき、普段使っているイヤホンやヘッドホンを機内に持ち込んで聴きましょう。
スカイマーク機内での暇つぶし方法
インターネットが使えないスカイマークの機内でどう過ごせばいいのか、おすすめの暇つぶし方法を紹介します。
音楽を聴く
人気の高い暇つぶし方法は音楽を聴くことです。
先に述べたように機内ではBluetoothが使えます。
あらかじめ端末にお気に入りの音楽や動画を入れておけば、機内にワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドホンを持ち込んで快適に視聴できます。
LINEミュージックのフレンズチョイスのように、話題の音楽をランキング形式で聴くのもおすすめです。
LINEミュージックは、アプリをインストールして無料登録するだけで5000万曲以上がダウンロードでき、オフライン状態で再生できるため、機内での暇つぶしに重宝します。
動画を見る
機内でお気に入りの映画やドラマ、バラエティ番組などを見たいという方は、ABEMAプレミアム、Hulu、Paravi、Amazonプライムなどの動画配信サービスの有料会員になり、お気に入りのコンテンツを機内に持ち込む端末にダウンロードしておきましょう。
ダウンロードした動画は、wifiにつながなくてもオフライン状態で視聴できるため、機内で楽しむのにうってつけです。
YouTubeを見る
映画やドラマではなく、もっとコンパクトな動画を気軽に見たい時、YouTubeを見る方はとても多いでしょう。
地上なら簡単にYouTubeが見られますが、wifi環境のない飛行機の中ではYouTubeは見られないと思っていませんか。
YouTubeのサブスクリプションサービスであるYouTube Premiumに登録すれば、動画をダウンロードしオフライン環境下で再生できるため、wifiサービスのないスカイマークの機内でもYouTubeが楽しめますよ。
本を読む
読書は機内での暇つぶしとして最もオーソドックスな方法です。
普段は本を読まなくても、飛行機に乗る時は何冊か持って行くという方は多いのではないでしょうか。
しかし、紙の本はかさばります。
電子書籍なら本を大量にダウンロードできる上、利用する機器がコンパクトなため持ち運ぶのに便利です。
あらかじめ読みたい本やマンガをダウンロードしておき、機内では機内モードに設定してから読みましょう。
ゲームをする
あらかじめ端末にオフラインでも使えるゲームアプリをダウンロードしておけば、飛行中たっぷりゲームが楽しめます。
Nintendo Switchは持ち込める?
人気の高いゲーム機である任天堂Switchは、機内に持ち込み可能です。
機内モードをオンにして、携帯モードで使用しましょう。
SNS投稿やメール送信の下準備をしておく
国内線の飛行機に乗っている時間は、長くても3時間程度と限られています。
この時間を有効に活用して、SNS投稿やメール送信の下準備するのもおすすめです。
例えば、スマートフォンに溜まっている写真の整理をしたり、ワードやテキストに文章をメモしておいたりすれば、着陸してwifiに接続できる環境になったらすぐにSNSに投稿したりメールを送信したりできます。
着陸後の予定を確認する
飛行中に、旅行や出張の予定を確認しておくのもいいでしょう。
特に飛行機を乗り継いだり、到着空港からすぐに他の交通機関に乗り換えたりする方は、乗継便のカウンターのある場所や次に乗る交通機関の乗り場、出発時間などを確認しておくと安心です。
スカイマークのサービスを満喫する
スカイマークはネスレ日本と提携しており、主要路線の機内でネスカフェのコーヒーまたはミニッツメイドアップル100%ジュースと、チョコレートのキットカットミニをサービスしています。
またスカイマークはポケモンとコラボしており、可愛らしいピカチュウのラッピングが施してある機体「ピカチュウジェット」は子供たちに大変人気があります。
ピカチュウジェットに搭乗すると同機限定のオリジナルグッズが買えるほか、機内のあちこちに描かれているピカチュウのイラストを探し出す楽しみがあり、大人も子供も夢中になれます。
スカイマークのピカチュウジェットの運航スケジュールはスカイマーク公式サイトで案内されているので、気になる方はチェックしてみてください。
モバイルバッテリーは機内に持ち込む
機内で動画などを視聴していると、バッテリーがすぐになくなってしまいます。
充電に使用するモバイルバッテリーは預け入れできないため、機内に持ち込みます。
モバイルバッテリーを複数所持している場合は、100Wh以下なら何個でも持ち込めますが、100Whを超えていると2個までに限定されます。
また160Whを超えるモバイルバッテリーは、飛行機に持ち込むこと自体できませんが、一般的なモバイルバッテリーは160Wh以下なので気にすることはありません。
座席の下にコンセントがあるので機内で充電することができます。
関連ページ:スカイマークの機内持ち込み手荷物について徹底解説!
まとめ:オフラインでも楽しめる暇つぶしを
スカイマークの機材はwifi設備が整っていないため、インターネットができません。
しかしオフラインでも使用できる動画やゲームなどを上手に利用して、飛行時間を有意義に過ごしましょう。