ジェットスターで使える「フライトバウチャー」って?入手方法や利用方法を徹底解説!
2022年07月1日
ジェットスターを利用した方なら1度は耳にしたことがある「フライトバウチャー」ですが、初めて利用する方は、聞き慣れない名称に戸惑ってしまうかもしれません。
今回は、支払い済みのチケットを無駄にすることなく次回フライトで活用できるジェットスター独自のシステム「フライトバウチャー」について、徹底リサーチしました。
フライトバウチャーの
- 入手方法
- 利用方法
- 有効期限
- 払い戻しの可否
などについて、細かく解説していきます。
これからジェットスターを使う予定の方、「フライトバウチャーを入手したけれどどうすればいいのか分からない」という方の参考になれば幸いです。
フライトバウチャーとは?どんな時にもらえるの?
フライトバウチャーとは、ジェットスター内でのみ流通するクーポンです。
ジェットスターでは、キャンセルや欠航・運休となった便の運賃を、返金ではなくフライトバウチャーで払い戻しています。
フライトバウチャーで払い戻されたということは、支払い済みであることの証明のようなものです。
面倒な返金手続きをしなくても済む上、次回フライト時の支払い手続きも不要になるため大変便利です。
ただし、フライトバウチャーは窓口やウェブでいつでも入手・購入できるわけではなく、次の条件下でのみ入手可能です。
- 支払い済みの予約をキャンセルし、払い戻しを受ける
- 搭乗予定だった便が欠航、運休となった際の払い戻しを受ける
また、フライトバウチャーによる払い戻しに対応しているのは次の3つのプランです。
- Starter Max
- Starter FlexiBiz
- Business Max
その他プランは基本的に払い戻しされませんので、フライトバウチャーを入手する機会はありません。
次回フライトも考慮するなら、キャンセルの保険的な意味合いでフライトバウチャーによる払い戻し対応のプランを選ぶのがオススメです。
フライトバウチャーの使い方は?
キャンセルによる払い戻しや欠航・運休でフライトバウチャーを入手した方は、コンタクトセンターやウェブサイト経由で支払いの一部に利用可能です。
フライトバウチャーを使えるシーンは次の5つ。
- 運賃の支払い
- 手荷物料金の支払い
- 座席指定料の支払い
- 手数料の支払い
- 税金の支払い
特定プランを購入するとついてくる「機内バウチャー」は、機内の飲食で使えますが、フライトバウチャーは名称が似ているものの機内飲食では使えないのでご注意ください。
上記5つの支払い以外では、フライトバウチャーは使えません。
フライトバウチャーを使う手順はこちらです。
- ジェットスター公式サイトを開く
- 搭乗日や手荷物、オプションなど選びチケットの予約を進める
- 個人情報を記入する
- 支払い画面で「バウチャーを使う」をクリック
- 18桁のバウチャー番号を記入する
- 支払うボタンを押して完了
支払い画面でバウチャーを選ぶ以外は、通常の購入手順と変わりません。
18桁のバウチャー番号は、メールに添付されているPDFへ記載されているものです。
ちなみに、フライトバウチャーより購入金額が低い場合、差額分は返金されず、余ったフライトバウチャーは消滅してしまいます。
(例) 10,000円のチケットの購入に15,000円のフライトバウチャーを使うと、余ったフライトバウチャー5,000円は消滅します。
受け取ったフライトバウチャーは、余すことなく工夫して使うのがベストな使い方です。
また、フライトバウチャーを分けて利用することもできません。
(例)20,000円分のフライトバウチャーを、今回のフライトのチケット代として1万円分使用し、残りの1万円分を次回のフライトで使うといった使い方はできません。
受け取ったフライトバウチャーの分割使用不可という理由からも、1回で使い切るようにしましょう。
有効期限は?利用できる回数は?複数枚使える?フライトバウチャーの注意ポイント
入手したフライトバウチャーには、有効期限があります。
【有効期限:発行から183日まで】
有効期限切れを迎えてしまうと利用できなくなり、一切の救済措置もありません。
およそ6ヶ月の間の内に使って、無駄にしないようにしてください。
また、フライトバウチャーは1枚を分けて使うことはできませんが、1回のフライトで複数枚使うことは可能です。
有効期限や残額を確認し、フライトバウチャーを有効活用しましょう。
フライトバウチャーは本人以外でも使える?家族や友人へ譲渡できる?
フライトバウチャーを受け取っても、しばらくフライトの予定がなければ有効期限を迎えて無駄になってしまわないか、心配になると思います。
そんな時は、フライトバウチャーをフライトの予定がある友人や家族に譲渡しようと思われるかもしれませんが、フライトバウチャーは本人以外の利用はできません。
フライトバウチャーに記載されている本人限定となっており、転売も不可なので有効期限内に本人が使い切る以外使い道はありません。
フライトバウチャーの残高確認方法は?
払い戻し手続きが済んだ後、一体どれくらいのフライトバウチャーが戻されたのか知りたい場合は、フライトバウチャーが送られてきた電子メールに残高が記載されています。
電子メールを受け取った時点で保護し、紛失しないよう保存しておくと簡単に残高を確認できて便利です。
フライトバウチャーは次回フライトで賢く使いきろう
ジェットスターの独自システムであるフライトバウチャーの入手方法は限定的ですが、発行から約6ヶ月の有効期限内であれば、次回搭乗する際の運賃や手荷物料金などの支払いに使えます。
電子メールにてフライトバウチャーを受け取ったら、メールを紛失しないよう保護しておきましょう。
有効期限を過ぎてしまいますと、フライトバウチャーは使えなくなりますので注意が必要です。
期限切れを迎えないうちにジェットスターを利用し、そのフライトの支払いの際に「バウチャーを使う」を選んで有効活用しましょう。
なお、ジェットスターでは、コロナ感染拡大の影響でフライトバウチャーの取り扱い規定を変更していますので、詳細はジェットスターの公式ホームページで確認してください。