スカイマークで購入した航空券のキャンセル方法について

仕事の出張や旅行、帰省などで、スカイマークを利用するために予約していた航空券。
無事に搭乗できれば問題ありませんが、何らかの事情でキャンセルしなければならない場合があるかもしれません。
しかし、実際にキャンセルをする機会というのはそんなに多くありません。
そのため、いざキャンセルとなった時に、手続き方法が分からず慌ててしまう方は多いのではないでしょうか。
スカイマークは、さまざまな予約方法や支払い方法で航空券の予約や購入が可能な分、キャンセル方法や払い戻し方法も多様で、少し複雑です。
航空券の取り消し・払い戻しの際には、所定の取り消し手数料や払い戻し手数料が必要になります。その上、運賃プランによって手数料が異なるので、よく確認しながら手続きをしなければなりません。
そこでこの記事では、航空券のキャンセル方法や払い戻し方法、取り消し手数料および払い戻し手数料の金額、身内の不幸や怪我など自己都合によるキャンセルの方法を、徹底解説していきます。
急にキャンセルが必要になった場合に、スムーズに対応できるように、キャンセル方法についてしっかり理解しておきましょう。

運賃プランによって異なる！取り消し手数料の金額について

航空券をキャンセルする場合には取り消しに伴う手数料が発生します。
その金額は、運賃プランや、キャンセルのタイミングによって異なります。
航空券購入後から出発時刻までに取り消した場合の、運賃プラン別の取り消し手数料は、以下の通りです。

・「普通運賃」「障がい者割引運賃」「SKYビジネス」「乗継運賃」は無料
・「いま得」は、購入日から30日前までは4,000円、29日前から出発時刻前までは5,000円
・「たす得」は2,500円
・「U21直前割」「シニアメイト1」は5,000円
・「ダッシュいま得」「SKYセール」は払い戻し不可

そして、出発時刻以降に取り消した場合は、普通運賃・障がい者割引運賃・SKYビジネスのみ、払い戻し可能で5,000円の取り消し手数料がかかります。
そのほかの運賃プランに関しては、払い戻し不可となるので注意してください。
また、普通運賃のみ、満3歳以上12歳未満の小児の取り消し手数料は半額となります。そのほかの運賃プランは、大人も小児も、取り消し手数料は同額です。

大人・小児同額！払い戻し手数料の金額について

航空券を払い戻す際には、払い戻し手数料が発生します。
払い戻し手数料は、取り消し日にかかわらず、1人1区間につき、大人・小児同額で500円です。
また、乗り継ぎ運賃に関しては、組み合わせるもう1区間とあわせて、2区間で500円となります。
ただし、SKYビジネスのみ、航空券購入後から出発時刻までであれば、払い戻し手数料は発生しません。

払い戻し有効期間はいつまで？

払い戻し有効期間は、運賃プランに関わらず、搭乗日の翌日から10日以内です。
ただし、悪天候や欠航により搭乗できなかった場合は、航空券の有効期間の延長に伴い、払い戻し有効期間が大幅に変わります。
悪天候や欠航による航空券の有効期間は、前割が航空券購入日の翌日から270日、そのほかの運賃は120日間です。
つまり、10日以内の払い戻し有効期間と合わせて、前割は280日間、そのほかの運賃は130日間が払い戻し有効期間となります。

ネット予約または予約センターにて航空券の「予約のみ」行っている場合の手続き方法

航空券の「予約のみ」行った場合は、航空券を購入しているわけではないため、払い戻しは発生しません。
もちろん、取り消し手数料や払い戻し手数料も発生せず、スカイマークのPCサイトまたはスマートフォンサイト・空港カウンター・予約センターのいずれかで、手続きをすることができます。

PCサイトから予約を取り消す方法は、以下の通りです。

1．スカイマークのホームページにアクセスして、予約内容を表示する
2．「ご予約の取消」ボタンをクリックする
3．必要事項を入力し、「次へ」をクリックする
4．取り消し内容を確認し、「取消完了」ボタンをクリックする
5．取り消し完了の画面が表示され、登録メールアドレス宛に「取消完了」のお知らせメールが届く

また、スマートフォンサイトからの払い戻し手順は、以下の通りです。

1．スカイマークのホームページにアクセスして、予約内容を表示する
2．「全取消」を選択し内容を確認後、「取消確定」ボタンをタップする
3．取り消し完了の画面が表示され、登録メールアドレス宛に「取消完了」のお知らせメールが届く

ネット予約または予約センターにて「クレジットカード決済」で予約した場合の払い戻し方法

「クレジットカード決済」の場合は、購入後から搭乗時刻までであれば、スカイマークのPCサイトまたはスマートフォンサイトで手続きをすることができます。
搭乗時刻を過ぎた場合は、空港カウンターまたは予約センターでのみ手続き可能です。
払い戻しは、予約取り消しの手続きを行った日またはその翌日に、スカイマークからクレジットカード会社へ返金する形で行われます。
PCサイトからの払い戻し手順は、以下の通りです。

1．スカイマークのホームページにアクセスして、予約内容を表示する
2．「搭乗者の取消」「搭乗便の取消」「ご予約の取消」の中から、取り消したい内容を選択し、「払戻詳細」画面に進む
3．取り消し手数料や払い戻し手数料、払い戻し金額を確認し、「連絡先」や「入力者」を入力し、「次へ」をクリックする
4．取り消し内容を確認し、「取消完了」ボタンをクリックする
5．取り消し完了の画面が表示され、登録メールアドレス宛に「取消完了」のお知らせメールが届く

また、スマートフォンサイトからの払い戻し手順は、以下の通りです。

1．スカイマークのホームページにアクセスして、予約内容を表示する
2．搭乗者を一部取り消す場合は「一部搭乗者取消」、搭乗便を一部取り消す場合は、各搭乗日の下にある「取消」を、予約を全て取り消す場合は「全取消」を選択する
3．申込者名・メールアドレス・電話番号を記入し、内容を確認の上、「取消確定」ボタンをタップする
4．取り消し完了の画面が表示され、登録メールアドレス宛に「取消完了」のお知らせメールが届く

ネット予約または予約センターにて「現金・コンビニ決済」で予約した場合の払い戻し方法

「現金・コンビニ決済」の場合は、搭乗時刻までであれば、購入前・購入後に関わらずスカイマークのPCサイトまたは、スマートフォンサイトで手続きをすることができます。搭乗時刻を過ぎた場合は、空港カウンターまたは予約センターでのみ、手続き可能です。

払い戻し方法は、以下の3つの中から選ぶことができます。
・最寄りの空港カウンターで払い戻しを行う
・金融機関へ入金してもらう（送金手数料220円は自己負担）
・ローソン店頭で払い戻しを行う（払い戻し金額10,000円未満の場合、送金手数料220円が発生）

いずれも、ホームページでの手続きの際に選択することができます。

PCサイトからの払い戻し手順は、以下の通りです。
1．スカイマークのホームページにアクセスして、予約内容を表示する
2．「搭乗者の取消」「搭乗便の取消」「ご予約の取消」の中から、取り消したい内容を選択し、払い戻しの詳細画面に進む
3．取り消し手数料や払い戻し手数料、払い戻し金額を確認後、「払戻方法選択」から払い戻し方法を選択し、「連絡先」や「入力者」の入力が完了したら「次へ」をクリックする
4．取り消し内容を確認し、「取消完了」ボタンをクリックする
5．取り消し完了の画面が表示され、登録メールアドレス宛に「取消完了」のお知らせメールが届く

また、スマートフォンサイトからの払い戻し手順は、以下の通りです。
1．スカイマークのホームページにアクセスして、予約内容を表示する
2．搭乗者を一部取り消す場合は「一部搭乗者取消」、搭乗便を一部取り消す場合は、各搭乗日の下にある「取消」を、予約を全て取り消す場合は「全取消」を選択する
3．申込者名・メールアドレス・電話番号を記入し、「返金方法選択」ボタンをタップする
4．返金方法を選択し、「取消確認」ボタンをタップする
5．内容を確認の上、「取消確定」ボタンをタップする
6．取り消し完了の画面が表示され、登録メールアドレス宛に「取消完了」のお知らせメールが届く

ローソンで返金する場合は、「取消内容」のお知らせメールに記載されている「受付番号」と「電話番号」を控え、最寄りのローソンの店頭端末「Loppi」を使用することで、払い戻し金を受け取ることができます。
ローソンでの返金には受付期限があるので、しっかり確認して、期限内に手続きを行いましょう。

旅行代理店で予約した場合の払い戻し方法

旅行代理店で予約・購入した航空券に関しては、購入後から搭乗時刻までであれば、インターネットで手続きが可能です。
ただし、運賃プランによっては取り消しや変更ができない場合があります。

「予約のみ」「搭乗時刻後」の場合は、購入した旅行代理店でのみ、払い戻し手続きが可能なので、直接、旅行代理店へ問い合わせてみてください。

予約の取り消しができているか確認する方法

しっかり予約の取り消しができているか確認したい場合は、予約取り消し後、登録メールアドレス宛に届く「お知らせメール」で、取り消し内容をチェックしてください。

もし、お知らせメールが届いていない場合は、予約センターもしくは空港カウンターに、問い合わせてみましょう。

そもそもキャンセルができない状態とは？取り消し・払い戻しの条件について

スカイマークにおいて、出発後にキャンセルができる運賃プランは普通運賃・障がい者割引運賃・SKYビジネスのみとなっています。
そのほかの多くの運賃プランは、出発後のキャンセルができないので、注意が必要です。
とくに、「SKYセール」「ダッシュいま得」に関しては、超格安セールチケットとして販売されるため、購入するとその後一切、キャンセルすることができません。
購入の際には、航空券の特性をしっかり把握した上で、購入するようにしましょう。
ただし、払い戻し不可の場合でも、空港の利用料である「旅客施設使用料」の返金申請は可能です。片道で400円〜600円程度、返金してもらえます。

身内の不幸や怪我などの自己都合で当日予約の変更や取り消しが必要な場合はどうするのか？

搭乗予定の本人や2親等内の親族が、病気や怪我などで予約便に搭乗できない場合は、医師による診断書の提出で、予約の変更または全額払い戻しをすることが可能です。
払い戻し手数料および取り消し手数料は一切かからず、同行者分も対象となります。
ただし、予約の「変更」に関しては、運賃タイプによって変更可能期間が異なるため、注意が必要です。
大人普通運賃・小児普通運賃・障がい者割引運賃・たす得は、「航空券発行の日およびその翌日から起算して270日+30日以内」の同一区間の便へ変更できます。
そのほかの、ダッシュいま得・いま得・SKYセール・U21直前割・シニアメイト1は、搭乗予定日から30日以内の、空席のある同一区間のスカイマーク便へ変更可能です。
手続きは、空港カウンターまたは予約センターで、予約便が出発する前に行いましょう。

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本文後半では、問い合わせ先もまとめましたので、最後までご覧ください。

スカイマークの問い合わせ先について

スカイマークでは、Webでの問い合わせと電話での問い合わせができます。
電話での問い合わせは、混雑状況により繋がりにくいことがありますので、まずはWebから調べてみることをおすすめします。
Webであれば、通話料もかかりませんし、24時間いつでも確認することができます。

Webでのお問い合わせ

スカイマークでは、スマートフォンお問い合わせ窓口があります。
以下のURLからアクセスできます。
https://smart.skymark.jp/ja/contact/vivr/

スマートフォンお問い合わせ窓口にアクセスすると、9つのカテゴリーが用意されていますので、その中から選びます。
どのカテゴリーも、選択した内容に関係する「よくある質問」とその答えにアクセスできます。
キャンセルに関するカテゴリーは「4.変更・払い戻し」です。

カテゴリー一覧
1.予約・お支払い
2.搭乗・座席指定
3.領収書・証明書
4.変更・払い戻し
5.運航状況・欠航・遅延
6.手荷物
7.運賃
8.お手伝いが必要なお客様
9.その他

また、PC・スマートフォンともに、よくある質問を見ると解決することも多いので、以下のURLからアクセスしてみましょう。
https://faq.skymark.co.jp/

キャンセルに関するカテゴリーは「変更/取り消し/払い戻し」です。

電話でのお問い合わせ

「Webでのお問い合わせ」で解決できない場合は、予約センターの電話番号に問い合わせることができます。
国内線と国際線で問い合わせ先が違いますので、電話番号を確認の上、お掛けください。

国内線問い合わせ先

「直前予約専用」とは、前日・当日便について問い合わせたいとき専用です。直前予約は、搭乗1時間前までになります。
それ以外は「予約・運航状況のご案内」に問い合わせましょう。
ナビダイヤルが使えない場合は「IP電話・国際電話等から」の電話番号に問い合わせることができます。

・ナビダイヤル通話料金
固定電話：3分/8.5円
携帯電話：20秒/10円

自動音声が流れますので、問い合わせ内容を選択しましょう。
1.新規予約
2.変更・取り消し
3.搭乗時・機内でお手伝いが必要なお客様
4.その他

国際線問い合わせ先

FAX予約サービス

スカイマークでは、耳や言葉の不自由なお客様のために、FAX専用の電話番号が用意されています。

問い合わせの他に、予約もできます。
予約の際は、「座席手配書」に必要事項を記入し、送信します。

忘れ物のお問い合わせ

忘れ物に関する問い合わせは以下になります。

空港によって営業時間が違いますので、ご確認の上、お電話ください。
最近は、間違い電話が非常に増えているようで、スカイマークホームページで注意が喚起されています。
電話で問い合わせるときは、電話番号をよく確かめてから掛けるようにしましょう。

まとめ

スカイマークの航空券のキャンセル方法や払い戻し方法は、運賃プランや予約方法、支払い方法によって異なります。
取り消し手数料や払い戻し手数料もかかるので、キャンセルの不安がある場合は、取り消し手数料無料の「普通運賃」や「SKYビジネス」を購入しておくのがおすすめです。
また、予約センターに電話をかける際には、回線が混み合っていることが多く、電話が繋がらないこともあります。
その場合、空港カウンターで直接やりとりしなければならなくなりますので、覚えておいてください。
また、運賃プランの中には、購入後のキャンセルが一切できないものもあるので、購入の際には、運賃プランの特性を把握した上で、購入するようにしましょう。