スターフライヤーをお得に予約するコツ!
ホームページから運賃タイプやセールについてチェック
2022年07月4日
黒を基調としたシックな内装のエアライン「スターフライヤー」は、LCC並みの価格帯にもかかわらず充実したサービス内容で、レガシーキャリアを押さえて国内航空部門で9年連続顧客満足度1位に輝いた航空会社です。
そんなスターフライヤーの航空券をお得にゲットする方法はあるのでしょうか。
今回は、スターフライヤーをお得に予約するコツや気になる運賃タイプ、セールなどについて詳しく解説していきます。
スターフライヤーをお得に利用してみたい方、必見です。
株式会社スターフライヤー(Star Flyer Inc.)は、2002年に「神戸航空株式会社」という名前で設立された日本の航空会社です。
現在は福岡県にある北九州空港にハブ空港を移し、羽田空港、関西空港、中部国際空港セントレアなどに就航しています。
スターフライヤーは、日本の新規航空会社として初めてエアバスを導入したことでも話題になったほか、本革張りの黒を基調とした座席を導入するなどLCCとは一線を画した「ハイブリット・エアライン」として、価格だけでなく充実したサービス内容でも注目されています。
そんなスターフライヤーは、全日空(ANA)とのコードシェア便を運航している利便性の良い航空会社としても知られています。
北九州を中心に国内の主要都市を結んでいるスターフライヤーは、今後も活躍が期待できるエアラインといえます。
スターフライヤーをお得に予約するためには
LCC並みの価格帯とラグジュアリーな内装、レガシーキャリアのようなサービスを兼ね揃えたスターフライヤーの航空券をお得に予約するにはどのようにしたら良いのでしょうか。
スターフライヤーの航空券は、SF CALL CENTER(国内線予約センター)(*1)とホームページ スマートフォンサイト(*2)、空港カウンター、指定旅行代理店で購入することが可能ですが、このうちもっとも簡単に予約のできるホームページからの購入がおすすめです。
今回は、スターフライヤーの国内線を公式ホームページからお得に購入する方法を解説していきますので、最後までご覧ください。
(*1)国内線予約センター電話番号 0570-07-3200(一部のIP電話を利用されている方は、東京・大阪:050-3822-1489 北九州:093-512-7320をご利用ください)
(*2)ホームページ スマートフォンサイト https://www.starflyer.jp/
まずはセールをチェック!
スターフライヤーの航空券は、もともととても購入しやすい運賃設定になっていますが、よりお得に手に入れることも可能です。
それには、スターフライヤーがセールを行うタイミングを知っておく必要があります。
スターフライヤーのセール情報は、公式ホームページにアクセスし、トップページを下の方までスクロールし、下の右側に「運賃一覧」というボタンがあるのでそのボタンをクリックすると、運賃の情報を記載したページが開きます。
そこにあるセールのバナーをクリックするとセールページに移行しますので、目的地がセール対象になっているか確認しましょう。該当する路線を見つけ購入する場合は、トップページから手順に従い購入します。
セール情報がなかったとしても、諦めてはいけません。「カレンダーから最安値を探す」をクリックして、指定項目を入力すれば、1ヶ月分の最安値が表示されますので、日付を選択し、手順に従って購入すれば、その時点でもっとも安い金額で航空券を手に入れることができます。
お得な運賃タイプをチェック!
出発日にセールが設定されていなくても、スターフライヤーは、多彩な運賃タイプを設定しているので、自分の旅行スタイルに合った運賃タイプを選択することでお得に搭乗することも可能です。
ここからは、スターフライヤーの多彩な運賃タイプを紹介していきます。
ただし、運賃タイプによっては、予約の変更ができないものがあります。
そんな運賃タイプのチケットを購入した場合、搭乗便を変えるには、一度フライトをキャンセルして取り直す必要があります。
その際の気になるスターフライヤーのキャンセル手数料も併せて紹介します。
お得な運賃タイプ1.スターユース
スターユースは、満12歳から26歳未満の方に適用される割引運賃です。
通常の「大人普通運賃」と比較すると、約55%もお得に購入できる航空券ですが、購入時や搭乗手続きをする際に年齢を証明できる「公的身分証明書」の提示が必要です。
また、搭乗日の2ヶ月前の午前9時30分から出発日まで購入可能ですが、予約の変更はできないので、搭乗便を変更したい場合は、キャンセルして取り直す必要があります。
スターユースの座席数には限りがあるので、早めに予約をすると良いでしょう。
なお、スターフライヤーのマイル「STAR LINK マイル」の積算率は50%です。
フライトをキャンセルした場合の取り消し手数料は、出発時刻までに手続きをした場合と出発時刻以降に手続きをした場合で金額が変わります。
出発時刻までに手続きをした場合は、羽田-北九州・福岡・山口宇部線が3,000円、羽田-関西線、中部-福岡線、北九州-那覇線は2,000円です。
出発時刻以降に手続きをした場合は、羽田-北九州・福岡・山口宇部腺が6,000円、羽田-関西線、中部-福岡線、北九州-那覇線は4,000円、指定期日内に手続きをしなかった場合は、払い戻しを受けることはできません。
お得な運賃タイプ2.スターシニア
スターシニアは、満65歳以上の方を対象とした運賃タイプです。
年齢以外の利用条件は、スターユースと同じです。
お得な運賃タイプ3.STAR1
STAR1は、予約開始日から搭乗前日まで購入可能な運賃タイプです。
「大人普通運賃」と比べて約50%安いSTAR1は、予約の変更ができないので、日程を変えたい場合は、キャンセルして取り直す必要があります。
また、座席数に限りがあるので、早めに予約をした方が良いでしょう。
スターフライヤーのマイル「STAR LINK マイル」の積算率は75%です。
満3歳から12歳未満の方が予約をする場合、「スター小児」との価格差がわずかなしかないので比較して安い運賃タイプを選びましょう。
出発時刻までにフライトをキャンセルした場合の取り消し手数料は、羽田-北九州・福岡・山口宇部腺で1,500円、羽田-関西間、中部・福岡、九州・那覇間は1,000円、出発日以降に手続きをした場合は、羽田-北九州・福岡・山口宇部間で6,000円、羽田-関西線、中部-福岡線、北九州-那覇線で4,000円です。
お得な運賃タイプ4.STAR3
STAR3は、予約開始日から搭乗3日前まで購入可能の運賃タイプです。
「大人普通運賃」と比べると約55%もお得になるSTAR3は、予約可能の期限(搭乗3日前)以外の利用条件は、STAR1と同じです。
お得な運賃タイプ5.STAR7
STAR7は、予約開始日から搭乗7日前まで購入可能な運賃タイプです。
「大人普通運賃」と比較すると最高で約60%もお得なSTAR7は、予約可能の期限(搭乗7日前)以外の利用条件は、STAR1と同じになります。
お得な運賃タイプ6.そら旅21
「そら旅」と銘打たれているシリーズは、後ろの数字が搭乗日までの日にちを表していて、そら旅21は、予約開始日から搭乗日の21日前まで購入可能な割引運賃であることを示しています。
そら旅21は、「大人普通運賃」と比較すると最大で約66%もお得です。
購入可能日以外の利用条件は、STARタイプと同じですが、「STAR LINK マイル」の積算率は50%になります。
また、満3歳から12歳未満の方が予約をする場合、「スター小児」と比較して安い運賃タイプが適用されます。
この搭乗券もSTARシリーズと同じで予約の変更はできないので、旅行の日程が変わる場合は、キャンセルして取り直しする必要がありますが、その時の取り消し手数料は、出発時刻までに手続きをした場合で、羽田-北九州・福岡・山口宇部間が1,500円、羽田-関西線、中部-福岡線、北九州-那覇線は1,000円、出発日以降に手続きをした場合は、羽田-北九州・福岡・山口宇部腺が6,000円、羽田-関西線、中部-福岡線、北九州-那覇線は4,000円です。
お得な運賃タイプ7.そら旅28
予約開始日から搭乗28日前までの購入が可能な「そら旅28」は、「大人普通運賃」と比べて最大で約70%もお得です。
予約可能の期限(搭乗28日前まで)の違いはありますが、その他の条件はそら旅21と同じです。
しかし、予約をキャンセルした時の取り消し手数料は、そら旅21と違い、予約便の出発60日前で運賃額の10%相当額、予約便出発の59日から28日前までに手続きをした場合、運賃額の30%相当額、予約便の出発日27日前から出発時刻までと出発時刻以降に手続きをした場合、運賃額の50%相当額が差し引かれます。
お得な運賃タイプ8.そら旅45
「そら旅45」は、予約開始日から搭乗45日前まで購入することができる運賃タイプです。
「大人普通運賃」と比べ最大で約70%もお得になる「そら旅45」の購入条件は、予約可能の期限(搭乗45日前まで)以外は、そら旅28と同様ですが、キャンセル時の取り消し手数料が違います。
キャンセル時の取り消し手数料は、予約便の出発60日前までで運賃額の10%相当額、予約便出発日の59日前から45日前までに手続きをした場合は、運賃額の30%相当額、予約便出発日の44日前から出発時刻以降に手続きをした場合は、運賃額の50%相当が差し引かれます。
お得な運賃タイプ9.そら旅55
予約開始日から搭乗55日前まで購入できる「そら旅55」は、「大人普通運賃」と比べて、最大約70%もお得になります。
「そら旅55」は予約可能の期限(搭乗55日前まで)の購入条件以外は、そら旅21と同様ですが、キャンセル時の取り消し手数料が違います。
そら旅55のキャンセル時の取り消し手数料は、予約した便の出発日70日前までに手続きをすると、運賃額の10%相当額、予約便出発日の69日前から55日前までの場合、運賃額の30%相当額、予約便出発日の54日前から出発時刻までと出発時刻以降に手続きをした場合は、運賃額の50%相当額が差し引かれます。
お得な運賃タイプ10.そら旅75
「そら旅75」は、予約開始日から搭乗75日前まで購入可能の運賃タイプです。
「大人普通運賃」と比較すると最大で75%もお得になる「そら旅75」は、予約可能の期限(搭乗75日前まで)の購入条件以外は、他のそら旅シリーズと同様ですが、キャンセル時の取り消し手数料と取り消しまでの日程が違います。
キャンセル時の取り消し手数料は予約便出発日の90日前までに手続きをすると運賃額の10%相当額、予約便出発日の89日前から75日前までは、運賃額の30%相当額、予約便出発日の74日前から出発時刻までと出発時刻以降に手続きをした場合は、運賃額の50%相当額が差し引かれます。
お得な運賃タイプ11.そら旅80
「そら旅80」は、予約開始日から搭乗80日前まで購入可能の運賃タイプです。
「大人普通運賃」と比較すると最大で75%もお得になる「そら旅80」は、予約可能の期限(搭乗80日前まで)の購入条件以外は、他のそら旅シリーズと同様ですが、キャンセル時の取り消し手数料と取消までの日程が少し違います。
キャンセル時の取り消し手数料は予約便出発日の90日前までに手続きをした場合で、運賃額の10%相当額、予約便出発日の89日前から80日前までは、運賃額の30%相当額、予約便出発日の79日前から出発時刻までと出発時刻以降に手続きをした場合は、運賃額の50%相当額が差し引かれます。
今回、紹介した運賃タイプのフライトキャンセルの払い戻し期間は、出発日の翌日から起算して30日以内となります。
また、出発日から起算して30日以降に手続きをした場合は、払い戻しを受けることができなくなります。
なお、全ての運賃タイプでフライトをキャンセルして払い戻しをする際は、航空券・料金券1枚に対して一律440円(1区間)の払い戻し手数料がかかります。
その他に航空券をお得にゲットするコツはある?
スターフライヤーの航空券は、セールや割引運賃を利用するとお得ですが、それ以外にもお得に航空券をゲットする方法はあるのでしょうか。
♢変更手数料が無料?
スターフライヤーは、割引額が大きい「そら旅シリーズ」などを用意していますが、変更ができないことやキャンセル時の取り消し手数料が高額なので、搭乗日が変わる可能性のある人は、購入を躊躇するかもしれません。
しかし、期間限定ではありますが、変更手数料が無料になるキャンペーンを行うこともあるので、この期間であれば、安心して割引率の高い運賃タイプを購入することができます。
変更手数料が無料になるキャンペーンとして、2020年12月現在行っているのは「安心ご予約キャンペーン」です。
このキャンペーンは、2021年3月31日までの対象運賃航空券を持っている方と新規に購入した方に限り、利用路線・日時・便の変更を無料でしてもらえるお得なイベントです。
対象運賃タイプは、そら旅21、28、45、55、75、スターシニア、スターユース、STAR7、STAR3、STAR1で、変更後の航空券も同じタイプになります。また、差額が生じた場合は、返金や支払いが生じます。
このようなキャンペーンが行われている時に、該当する運賃タイプの航空券を購入すれば、通常は変更不可の航空券も無料で変更してもらえるので、キャンセルする必要もなくお得に旅行をすることができます。
少ないマイルで航空券をゲット?
他にも、通常のマイル数よりも少ないマイル数で航空券をゲットできるキャンペーンを実施していることもあります。
会員ステイタスによって、受付開始日の違いなどはありますが、例えば、「特典航空券 ディスカウントマイルキャンペーン2020」を利用すると、通常7,500マイル必要なレギュラーシーズンの羽田と北九州・福岡・山口宇部間が、5,000マイルで交換することができます。
ローシーズンの航空券であれば、羽田-関西間が3,000マイルで交換可能です。
このようなキャンペーンは、期間限定で行われることが多いので、こまめにスターフライヤーのホームページをチェックして情報を入手することが、お得に航空券をゲットできるコツといえます。
まとめ
スターフライヤーは、セール以外にも割引が適用される運賃タイプが細分化されています。
そのため、ご自身の旅行スタイルに合った運賃を選択することで、お得に飛行機に乗ることができます。
しかし、ここで注意したいのがキャンセル時の取り消し手数料です。
割引率が高く安い航空券ほど、キャンセル時の取り消し手数料が高くなるので、旅行の日程がはっきり決まっていない場合は、変更可能な「往復割引」や「普通運賃」、居住地に条件はありますが、変更可能な「スターQ割(地元割引運賃)」などを利用すると安心です。
スターフライヤーは、多くの運賃タイプがあるほか、セール、キャンペーンを行っているので、こまめにホームページをチェックすれば、お得に航空券を購入することができます。
ぜひ、ラグジュアリーな機内と上質なサービスで評判のスターフライヤーの航空券をお得にゲットしてください。