スターフライヤーの特典航空券の予約はいつから?お得にマイルを使う方法を解説します!
2022年07月1日
黒い機体がトレードマークの『スターフライヤー』は、東京から大阪・九州に行く機会の多い人には是非チェックして欲しい航空会社です。
スターフライヤーでは、マイルを航空券に換えることのできる「特定航空券」を発行していますが、特典航空券用の座席数には限りがあるため希望する日程で発行できない場合もあります。
希望通りの特定航空券をゲットするためには、あらかじめ特定航空券の予約が可能な時期を知っておく必要があります。
本記事では、特定航空券の予約時期とその他の注意点について紹介しています。
主な内容については以下の通りです。
- 特典航空券は当日予約や変更が可能?
- 特典航空券のキャンセルはいつまで可能?払い戻しできるの?
- お得なキャンペーンについて
- 羽田~九州を何回往復すれば特定航空券はもらえる?
- スターフライヤーをおすすめしたいのはこんな人
これらの情報をチェックして、賢く空の旅を楽しみましょう。
スターフライヤーの特定航空券はいつから予約可能?
スターフライヤーでは、年に2回公式サイトで特定航空券の予約を一斉受付しています。
- 夏ダイヤ(3月最終日曜日~10月の最終日曜日前の土曜日) 1月下旬頃予約受付開始
- 冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日前の土曜日) 8月下旬頃予約受付開始
冬ダイヤを例に説明をすると、今シーズンの冬ダイヤは2020年10月25日(日)から2021年3月27日(土)搭乗日分までになります。2021年3月28日(日)以降は夏ダイヤになり、1月下旬に予約受付が開始されます。(※2021年夏ダイヤは1月28日販売開始)
特定航空券には予約できる座席数に限りがありますので、希望の日時を押さえるためには一斉予約の受付開始初日を狙いましょう。
2020年3月より会員ランクによって優先予約可能に
2020年3月29日搭乗分より、スターフライヤーの会員ランクによって優先予約ができるようになりました。
今年の冬ダイヤの優先予約の日程を見てみましょう。
- VEGA 2020年8月25日 13時予約受付
- ALTAIR 2020年8月26日 10時予約受付
- STAR LINKS MENBERS 2020年8月26日 14時予約受付
一般会員の「STAR LINKS MENBERS」の場合は、予約が開始された時点ですでに希望の日時が埋まっている可能性がありますので、注意しましょう。
希望の特定航空券の予約を取りたいならスターフライヤーの最上ランクの「VEGA」会員になることが一番の近道です。
スターフライヤーの会員ランクの条件は以下の通りです。
「VEGA」 | 【年間15往復もしくは 片道30回】 |
---|---|
「ALTAIR」 | 【年間5往復もしくは 片道10回】 |
「STAR LINK MENBERS」 | 【通常会員】 |
一番ステータスの高いVEGAは、マイルの積算率が通常会員の1.5倍、ALTAIRは1.2倍になります。
例えば羽田⇒北九州の往復は通常会員なら1,068マイルですが、VEGA会員ならマイル積算率1.5倍なので1,068×1.5=1,602マイルを貯めることができます。
羽田⇒北九州のローシーズンの必要マイル数は5,500マイルですので、VEGA会員なら4回搭乗すれば同じ区間の特定航空券の必要マイルを貯めることができます。
ALTAIR会員の場合は1.2倍ですので同じく羽田⇒北九州区間で算出すると1,068×1.2=1,272マイルになりますので、同じ区間の特定航空券の必要マイル数を貯めるには5回搭乗する必要があります。
会員ランクの違いで積算マイルが400ほど違うので、九州地区に行くことの多い人はVEGA会員を狙いたいところです。
キャンペーンをお得に活用!特典航空券ディスカウントマイルキャンペーン
スターフライヤーでは、2020年10月25日~3月27日搭乗分のキャンペーンを行っています。
羽田⇒大阪間の特定航空券の必要マイル数は、ローシーズンの場合通常4,500マイルですが、キャンペーンを利用するとその3分の2の3,000マイルで特定航空券を手に入れることができます。
羽田⇒北九州のローシーズンも5,500マイルから3,500マイルと、かなり有利な条件ですのでこの時期に利用される方はチェックしてみましょう。
このキャンペーンで必要な各路線のマイル数は以下の通りです。
「特定航空券ディスカウントマイルキャンペーン2020概要」
1区間 | 2区間 | |
---|---|---|
羽田⇔北九州、福岡、山口宇部 | R7,500マイル⇒5,000マイル L5,500マイル⇒3,500マイル R5,600マイル⇒3,500マイル L4,500マイル⇒3,000マイル |
R12,000マイル⇒8,000マイル L9,500マイル⇒6,000マイル |
中部(名古屋)⇔福岡 | ||
羽田⇔関西(大阪) | R5,600マイル⇒3,500マイル L4,500マイル⇒3,000マイル |
R9,000マイル⇒5,500マイル L7,000マイル⇒4,500マイル |
参考:スターフライヤー公式HP:https://www.starflyer.jp/campaign/2020/discount_mile/
※R=レギュラーシーズン
※L=ローシーズン
レギュラーシーズンとローシーズンの時期はそれぞれ以下の通りです
レギュラーシーズン | それ以外の期間 |
---|---|
ローシーズン | 12月1日~12月24日 1月6日~2月28日 |
参考:スターフライヤー公式HP:https://www.starflyer.jp/campaign/2020/discount_mile/
クリスマスシーズン前や、お正月明けの閑散時期にはお得なマイル数でチケットを手に入れることができますので、この時期に旅行の予定を立てたり、学生さんの場合は帰省に利用したりできますね。
九州地区だけではなく、東京⇒大阪間も運航しているのがスターフライヤーの嬉しいメリットではないでしょうか。
スターフライヤーの特典航空券は当日予約や変更ができる?
スターフライヤーの特定航空券の気になる注意点について確認しておきましょう。
スターフライヤーの特典航空券の注意点について(予約)
- 特定航空券の当日予約はできない
- ネットと電話では予約受付の期限が違う
(ネット予約は搭乗日の前日から4日前まで予約可能・電話予約はネット予約期限以降~搭乗日から起算して2日前まで)
まず、当日の特定航空券の予約はできません。予約については通常はネットでの受付ですが、ネット予約が難しい人には電話での予約も可能です。
スターフライヤーの特典航空券の注意点について(予約変更)
- 予約の変更ができるのは、搭乗日の前日から起算して2日前までかつ予約便の出発時刻前まで
- 17時30分以降に出発する便の場合は、受付時間内(17時30分)まで
※特典航空券専用デスク(TEL : 0570-07-6006 受付時間10:00~17:30)にて受付
出発当日に予約便より早い便に空きがあれば当日の変更可能 - 申込み後の人数の追加や区間の変更は不可
例
予約便 | 希望便 | 予約変更の受付期限 |
---|---|---|
2月14日 | 2月12日(2日前倒し) | 2月10日の受付時間内まで |
2月14日 | 2月15日(1日後ろ倒し) | 2月13日の受付時間内まで |
2月14日 | 2月17日(3日後ろ倒し) | 2月14日の予約便出発前 |
参考:スターフライヤー公式HP:https://www.starflyer.jp/campaign/2020/discount_mile/
予約の変更期限は、搭乗日(希望便)の前日を含めた2日前です。例を元に説明をすると2月14日の搭乗を2日早くしたい場合、搭乗を希望する日時の前日含む2日前になるため、2月10日の17:30になります。
同様に後ろに搭乗希望日がずれる場合は、搭乗を希望する日時の2日前ですので、2月15日の場合は2月13日になります。
注意したいのは3日以上搭乗の希望日がずれ込む場合です。前述の通り予約変更を考えると、2月14日を2月17日に変更する場合は2月15日の受付時間内になりますが、「予約便の出発前までなら変更可能」という決まりがありますので、変更できるのは当初の予約した便(2月14日)の出発前までとなります。
「予約したいのに変更ができなかった」という事態にならないように、しっかりと予約変更の決まりについてチェックしましょう。
特定航空券は当日の予約は不可ですが、搭乗日当日に予約便よりも前の便に空き座席があれば、変更できる場合がありますので、確認をしてみると良いでしょう。
前の便への変更についてはネットではできませんので、専用の受付デスクに問い合わせをする必要があります。また、特典航空券を申込んだ後に人数の追加や区間の変更はできませんので注意しましょう。
スターフライヤーの特定航空券はキャンセルや払い戻し可能?
キャンセル・払い戻しの注意点
- 予約便の出発時刻前までならキャンセル可能
- 手続きはHPからできる。前日・当日のキャンセルは専用デスクに連絡する
- 払い戻しはマイルで行う(払い戻し手数料がかかる)
※手数料 1区間3,000マイル 2区間5,000マイル - 全区間未使用の場合のみ可能
スターフライヤーの特定航空券は、全区間未使用の場合のみキャンセル可能です。往復航空券で片道のみのキャンセルはできませんので注意が必要です。
払い戻し手数料マイルも3,000マイルと決して少なくないマイルを使うので、キャンセルは極力避けた方が良いでしょう。
なお特定航空券で予約できる座席数には限りがありますし、座席指定することもできません。そのため複数で行く場合は、同行者との席が離れてしまう場合がありますので、あらかじめデメリットを知っておくと慌てなくて済みますね。
スターフライヤーの特定航空券をお得に利用するには?
比較的マイルが貯まりやすく、キャンペーンも充実していることが魅力的なスターフライヤーですが、特定航空券をお得に利用する方法について紹介します。
特定航空券をお得に利用する方法
- ローシーズンを狙う
- 航空券の発売日当日を狙う
- 会員ランクを上げる
先ほど「特定航空券ディスカウントマイルキャンペーン2020概要」で紹介したように、キャンペーンとローシーズンを上手く組み合わせると、お得なマイル数で搭乗できます。
具体的な旅行の日程が決まっていない場合は、ローシーズンがオススメです。また、航空券は年2回一斉に予約の受付が開始されますが、2021年の夏ダイヤの予約開始は2021年1月28日13時です。
発売日時については公式HPで発表されますので、事前にチェックして販売当日を狙って希望の日程の特定航空券をゲットしましょう。
スターフライヤーの特定航空券のメリットとデメリットを知って有効活用しよう
スターフライヤーの特定航空券を十二分に活用するには、メリットとデメリットを知っておく必要があります。
メリットとデメリットの主な点を整理してみましょう。
<メリット>
- オールシーズン特定航空券の予約ができる
- 搭乗日当日でも予約した便より早い便に空きがあれば変更可能
- キャンペーン+ローシーズンを狙うと更にお得
<デメリット>
- 一度予約をすると区間や人数の変更不可
- 座席指定ができない
- 特定航空券で予約できる座席数には限りがあるため、希望日時のチケットが取れない場合がある
一部例外はありますが、基本的にオールシーズン特定航空券の予約ができるのは一番のメリットではないでしょうか。
デメリットとして、座席指定ができないので同行者と席が離れてしまう場合があります。子供連れのファミリーの場合などは特定航空券と普通航空券の組み合わせが可能か事前に相談することをオススメします。
この記事で紹介した点を踏まえて、お得に特定航空券をゲットして賢く旅行をしましょう。