帯広空港レンタカー
北海道のほぼ中央に位置する帯広市の「とかち帯広空港」は、観光地の多い十勝地方の重要な交通拠点です。
空港敷地内には、北海道警察のヘリコプター部隊や航空大学校帯広分校が併設されており、観光だけでなく地域の防災や航空教育にも貢献しています。
2024年9月現在、帯広空港の国内線は、羽田空港(東京)間で定期便が運航されています。乗り入れ航空会社は、AIRDOとANAの共同運行便と、JALの3社です。
JALは季節限定で帯広空港と中部国際空港(名古屋)を結ぶ直行便も運航しており、観光客の移動を便利にしています。
帯広空港のターミナルビルは、木造調のデザインが印象的です。
コンパクトな空港ですが、お土産店は8店舗もあり、地元特産の十勝チーズや大正メークインなど、北海道ならではの味覚を手軽に購入できます。
お土産として人気の銘菓や民芸品だけでなく、新鮮なアスパラガスやとうもろこしなどの農産物、北海道産の海産物まで取り扱っているのも帯広空港の魅力です。
帯広空港の1階ロビーには、世界で唯一、ばんえい競馬の等身大ばんば模型が展示されています。
家族や友人との思い出を残すのにぴったりのフォトスポットなので、帯広空港を訪れた際は、ぜひ記念に一枚撮影してはいかがでしょうか。
帯広空港の周辺には鉄道駅がないため、観光客の主な交通手段は連絡バス、タクシー、レンタカーとなっています。
空港と帯広市内のホテルや市街地をつなぐ連絡バスは、運行本数が1日7本と少ないです。
タクシー料金の目安は帯広駅まで約8,000円、十勝川温泉まで約9,000円とやや高めのため、移動手段としてはレンタカーの利用がおすすめです。
レンタカーなら、観光スポットが離れた場所に点在する十勝・帯広エリアでも、自由な旅を楽しめます。
公共交通機関の時刻表に合わせて行動したり、待ち時間や乗り換えの必要もなく、時間を有効活用できるでしょう。
帯広空港の周辺は農業地帯が広がるため、雄大な北海道の自然と美味しい空気を堪能しながらドライブを満喫してはいかがでしょうか。